池江璃花子選手の白血病。


武尊さんのパニック症。



どちらも最近テレビで見て


辛かったなぁって、涙が出ました。






私のパニック障害も辛かったけど


息子の白血病は

本当に辛かった。



特に、息子の白血病を告げられた時は

息ができなくなるかと思うくらい泣いた。



なんでこの子が!って思うと

悲しくて悲しくてたまらなかった。


死んじゃったらどうしようって

怖くて怖くてたまらなかった。






小松に引っ越してきたばかりで


いきなり私と末っ子が病院から帰れなくなって


まだ小1、小2だった娘と次男は

どれだけ心細かっただろう。



長男は中学2年生の思春期真っ只中。

泣きたくても泣けない。


自分のことで精一杯なのに

下の子の面倒を見なくてはいけない。



夫は、初めて子どもたちの前で泣いた。



実家の父と母

義理の父と母


私たちの前では強く振る舞ってくれたけれど

心配をしてくれた。



あの時、みんなが傷ついていた。


みんなが泣いた。





私はあの時のことを思い出すと

まだ涙が出る。



あの時の上の子どもたちを考えると

涙が止まらなくなる。




治療を頑張る息子を思い出すと

胸が苦しくなる。



家と病院を往復して

家事育児と仕事をする夫に


申し訳なさを感じる。





池江璃花子さんのお母さんが


「弱音を吐けないように、育ててしまったのかも。」


と、自分を責めておられたけれど





そうなるんですよね。





子どもが病気になると

お母さんって、自分を責めるの。



私があの時こうしたからかな、とか

私がこう育てたからかな、って。




他人からすると

いや、関係ないよって言いたくなるんだけれど


お母さんは、自分を責めてしまう。






自分が

家族が

病気になるって、傷つくよね。

傷つくんですよ。



でも、自分が傷ついていることに気付いていないんだよ。



自分を責めて止まらなくなる。




もっと頑張らなきゃ!って

奮い立たせる。






なんで私が!

苦しい。辛い。悲しい。もう嫌だ。



そう思って良い。




感情が溢れる時は、溢れさせたら良い。




立ち止まって良い。


ただでさえ、時間は過ぎていくのだから。



日常は過ぎていく中で

傷ついた自分は置いてけぼりになるんだから。




私が私の傷を、傷と認めて

寄り添ってあげるんだ。



それは、いつだって良い。





その時でも良い。

私みたいに終わってからでも良い。



涙が出てくる時は泣いたら良い。



私へ

あなたへ