あれからも本当に色々なことがありましたが…
どうにか生き延びて
どうにか生き抜いています。



被災された皆さん。
今の貴方たちは
あの日の私です。
辛いこといっぱいありました。
体育館で三ヶ月暮らしました。
池の水で洗濯しました。
家だけでなく車も流されたので、どこまでも歩きました。
沢の水を汲みに通いました。
もちろん母子手帳さえも流されたので、それも辛かった。
友人知人、親戚ママ友…まだ見つからない方もいて。
長男は当時の彼女を津波で亡くしました。
たくさんたくさん、みんな辛かった。
仮設もなかなか当たらなかった。
我慢した。辛抱した。
でも
道は必ず拓けたし
たくさんたくさん、嬉しいこともあった。
そして今がある。



だから



どうかどうか、
生き抜いて下さい。



あの日の私へ。
そして今日を生きている貴方へ。