ピアノなど楽器のお稽古と言うのは、他のお稽古、
例えばスイミングや書道,剣道、柔道と違って、
級や段が無いので、発表会で『自分はまだ中級者だな』
とか~って思う位しか、自分の実力を目に見える形で
表せるって基準がありません。
コンペに出るような熱心な生徒さんは別ですが
普通にお稽古として習っていると、だんだん
マンネリ化する事も多々あります。
昨年から英国王立音楽検定 を自分でも受験してみて
『音楽をピアノだけでなく、総合的に見るのにとってもいいわ!』
って、おもって
生徒さんにも受験を勧めていますが
日本では認知度が低いのと、低学年の生徒には
合格のメリットが少ないので、中々いませんでした。
ホームスクールの高校生がお一人、秋に理論検定グレード5を
受験予定で、只今頑張っていますが
それが、この度一挙にお二人も。
海外帰国子女の姉妹でお母様が香港の方。
香港では、ピアノを習っているというと、
「ABRSMのグレード何まで行った?」
と言うのが合言葉のように普通なのだそうです。
お母様も趣味だけで習うのでは勿体ないから
受けさせたいとのご意向で、
妹さんはグレード5の演奏検定を受ける事にしました。
お姉さんは6以上を受けるとなると、最初に理論検定
グレード5以上に合格していないと、演奏検定6-8は
受けられない仕組みなので、まずは理論検定
グレード5のテキストを勉強する事になりました。
これで、一挙に中高生3人が早ければ今年の秋期に
受験になります。
私もこの夏休み、理論検定の8目指して勉強しようかなぁ