予約がとれない有名店、マスターはテレビではよくお見かけする笠原さん。
なんと、武蔵小山のとり将さんのご子息だったのですね。(私は目黒で生まれ育ったので、武蔵小山には馴染みがあるのです)
吉田類さんの酒場放浪記にも写っていらっしゃる。
http://w3.bs-tbs.co.jp/sakaba/shop/047.html
店員さんに写真撮影の許可を頂きました。
恵比寿の郵便局からほど近い場所にあります。
中に入ると、笠原さんが立っていらっしゃる場所から近い、一番奥のカウンターテーブルに通されました。
こっちはテレビで見慣れておりますが、お初にお目にかかりました。
めちゃめちゃ緊張する!
一杯目はビール!
サッポロ黒ラベルを頂きます☆
さすがお膝元、めちゃめちゃ美味しいんですけど!
樽生ギネスは繋がっていなかったので、黒ビール好きの母は、エビス・ザ・ブラックを瓶で。
一人ひとりちょっとずつちがう箸置き。
おまかせコースを頂きます。
西瓜と梅干しのすり流し。
アボカド、枝豆にきゅうりにホタテの上に、かぼすのような柑橘のジュレがかかっています。
西瓜の甘さが優しく、ホタテもほっくり。きゅうりにも細かく包丁が入っています。
とうもろこしのしんじょう、水茄子。
水茄子の衣は、柿の種を使っていて、香ばしいです。
さっくり揚げたてをハフハフ。
2切れ目は味がきゅっとしまって、また美味しいのです。
ダイエットというわけでなく、揚げ物を食べると胃痙攣になるから普段は極力控えているのですが、そんなのどんとこい!(揚げ物は大好きなのです)
さて、好きなおちょこを選んで日本酒を頂きます。
カウンターテーブルから見た厨房。
(あんまりじろじろ見たり写真を撮っては失礼と思いつつ、チラチラ見るミーハーな私。)
かぼすの味がきいています。
お次は、福島の飛露喜。(東北支援!)
鮮魚には飛露喜をあわせるのが好きです。
毎回素敵なデザインの片口で出てくるのが楽しかったです。
お造りは、あら、カンパチ、アオリイカ。
胡麻ポン酢かしょうゆをつけていただきます。
秋刀魚の炙り棒寿司。
上に肝が乗っていて、とろろと一緒に食べるとまろやかなハーモニー。
スズキの塩焼き、万願寺唐辛子とオクラのたたきおろし。
ネバネバしたおろしにスズキを絡めて頂きます。
塩焼きは、もうちょっと皮目をカリっと焼くのが自分は好みかも。
山椒が乗っていて、冬瓜の香りがひきたちます。茶碗蒸しは、鶏の香りってこうでなくっちゃ!というようなアミノ酸あふれる滋養たっぷりな味わい。
お次は、山形のばくれんを。(東北支援!という名目で日本酒を飲む)
いぶりがっこにマスカルポーネチーズ。
チーズの上には黒胡椒が乗っています。
マスカルポーネの甘さがひきたつ組み合わせ。
もー、お酒ともぴったりなので、飲みが止まりません・・・・・・・(本当は焼酎などいろいろ試したかったのですが、日本酒ではじめてしまったので、日本酒で通しました。)
〆は、赤出汁のお味噌。
昆布の味わいがきいていて、昆布茶のような細かい昆布から、おぼろ昆布のようなほろほろとした味わい。
デザートは、大葉シャーベットにしました。
文句なく美味しかったです。甘さ控えめで上品なモヒートのような味わい。
あとでウェブで調べたら、名物だった鯛の土鍋ごはん。お酒を飲み過ぎてお腹いっぱいになってしまったので、なしでお願いしますというと、包んで持たせてくださいました。
今思えば、ご飯の準備をはじめておられました。申し訳ない気持ちになりました。
それでも、下手に一口食べて残して帰るより良かったと思っています。
味が馴染んでいて、美味しく頂きました。
HPには2007年http://www.sanpi-ryoron.com/okite.html のものが掲載されていますが、2011年まで更新されていました。
ほぼ同世代なので、わかる!と言いたくなるような名言ばかりですw
うーん、どうやったら予約がとれるの?
毎日行きたいお店です。
ごちそうさまでした!
〓ゆうき〓