鹿児島県出水市は、ナベヅル、マナヅルの世界最大規模の越冬地とのことで、バードウォッチング

遠征(?)してきました。

最寄りの出水駅は九州新幹線が停車するので、関東からの距離は以前よりは近く思えるものの、や

はり鹿児島は遠い印象。

 

さて、2月に入ると越冬をおえてぼちぼちと帰国(?)が始まるそうですが、お邪魔した際は、ま

だ1万羽以上が越冬中とのことでした。こんなにたくさんの鶴を見たのは初めて!!

 

こちらは観測場所から。入館料がかかりますが、数人で車で行けば、駐車場利用時の任意協力金

(エサ代など)1000円を協力すると、入館料が無料になり、双眼鏡も貸してもらえます。

 

そして、鶴のこれだけの声を聴いたのは初めてでしたが、これだけ集まっているのも凄い!

ナベヅル、マナヅルの世界の生息数の6割以上が、ここで現在越冬している計算になるのだそうで

す。世界の6割以上!凄ーい。

餌を狙ってかカラスもシラサギ(?)も群れている中、灰色の鶴の集団。

タンチョウヅルより地味な見た目が損をしているのかも。

 

けど、こうやって見ると、地味と言い切るのは悪いような。

 

こちらはひな鳥?

 

 

 

ここで珍鳥(?)を発見。

なんと、日本では滅多にお目にかかれないカナダヅル!!!

世界的にはマナヅル、ナベヅルの数十倍が生息しているものの、日本では滅多に見られない

とか。

出水の越冬地では、カナダヅルは、ナベヅル・マナヅル3千~4千羽に1羽ほど混ざってい

るそうです。

 

基本的には、家族一緒に行動していることが多いのだとか。

 

こちらは越冬地の別エリアで撮影。沢山群れています。

 

空を見上げると、こんな感じで飛翔中。

飛んでいる姿はいいなぁと思いました。バードウォッチャーと思える遠方ナンバーの車(大きな望遠レンズ

のカメラを装備)もちらほら。