アメリカ海軍のパラオ級潜水艦「バング(USS-385)」。

バラオ級はガトー級潜水艦の改良タイプとして1943年から1947年にかけて120隻が建造されたという。この大量建造の凄さ・・・。

基準排水量は1500トン強。航続距離は11000海里(11ノット)。魚雷発射管は艦首6門,艦尾4門で合計10門。魚雷定数は24基。

 

太平洋戦争真っ只中の1943年4月30日に進水,1944年12月に就役し,1944年3月からフィリピン方面で活動を開始。

太平洋戦争を切り抜けた後,1952年に能力増強のための近代化改修(Greater Underwater Propulsion Power Program)(バッテリーやシュノーケル増強)の対象となりました。

下記写真はバングの公式パンフですが,ここでは1952年3月15日に退役,近代化改修(GUPPY IIA)を受けて1952年10月4日に再就役と記載されています。

バングはその後,1972年にスペイン海軍に移管されコスメ・ガルシア(S-34)に改名(?)。1983年までスペイン海軍に就役していたようです。

 

 

 

 

 

戦艦ウィスコンシン進水記念プログラム 1943年11月7日

 

戦後75年 フレッチャー級「駆逐艦コンヴァース(DD-509)」