2001年に航路が廃止された「東京-那智勝浦-高知」。
ブルーハイウェイラインの名前でこの航路に就航していたのは1990年から2000年。そして2001年10月に航路は廃止され,ブルーハイウェイラインも解散してしまいました。
懐かしのフェリー航路というだけでなく、懐かしの「さんふらわあとさ(旧船名さんふらわあ8)」の船影を当時のキャビンプランから。
当初船名「さんふらわあ8」。
就航後、諸々の事情から所有者、運航者が変わり、日本沿海フェリーからブルーハイウェイラインに所有者が変わった際に船名が「さんふらわあとさ」に変更されました。
単に数字の「8」よりも高知航路らしいネーミング。
wikiさんによると、就航当時は旅客定員が1079名。トラック84台、乗用車81台。
1982年の改装工事後、旅客定員、車両積載数もアップしたようです。
特等船室
1等船室
グリーン寝台
2等
レストラン
さんふらわあとさ時代のスケジュール(1996年)
スケジュールに記載の「さんふらわあとさ」は,「さんふらわあくろしお」の就航に伴い,この翌年1997年に海外に売船されました。
「さんふらわあとさ」が就航していた1995年当時の料金表&運航時刻。
2021年3月現在だと,東京-紀伊勝浦は新幹線利用で7時間前後。料金は1万7000円。
「さんふらわあとさ」は,東京-那智勝浦を13時間余で運航。
懐かしのフェリー航路【近海郵船 東京ー釧路】フェリーサブリナ