JR横浜線の法隆寺踏切(菊名―大口間)の脇のフェンスは、古いレールが使われているよ、という話を聞いていたので、近くに行った際にどれどれ、と。
法隆寺踏切は、菊名駅東口から横浜線沿いに大口・東神奈川方面に向かって徒歩7,8分というところ。
菊名駅東口の階段を下りて右側に横浜線の線路が見えているので、これに沿って線路添いを歩けば一本道。踏切の向こうにセブンイレブンがあるので分かりやすいです。
 
 
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セブンイレブンから見た法隆寺踏切。左側が菊名駅。
踏切を渡ったところの鉄柱が古いレールのようです。数本目の草むらになっているあたりの古レールに刻印が残っていました。
 
 
 
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詳しい方に聞くと、この刻印は左側が重量(30kg?)、真ん中のSが製造所の八幡製鉄所、右側の26〇〇が製造年(皇紀。〇〇が03だと昭和18年、06だと昭和21年だそうです)とのこと。
 
 
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刻印をはっきり読み取ることができませんでしたが、製造メーカーや製造年などを示す刻印なのだそうです。
 
 
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横浜線で使われていたレールかどうかは定かではありませんが、場所を考えると、横浜線の古いレールを再利用したのかなぁと。
横浜線は開業110年。気付かないだけで、横浜線の歴史を見てきた古いレールがあちこちで再利用されているのかな、と思いました。