長男が、なにやら怒っていた。
「これはひどいわ！」
何のこと？
「こんな先生、変えなだめや！ひどい先生や！！」
え？
先生への不満？
それにしても急に・・・
どうした・・・・
長男の方を見ると
漫画を読んでいた。
しかも、
それは、私が読むために
弟の療育の
貸し出し図書で借りてきた漫画。
「光とともに」
っていう、
自閉症のひかる君とその家族の物語だ。
それを読みながら
怒っていた。
＊この漫画を読んだことのない人には
ここから少しネタバレとなります！
それは9巻の中での事。
光くんは小学校のなかの
あさがお学級という
障害を持つ子のクラスに通っているんだけど
最初の担任の先生は
理解もあって
色んな工夫をしてくれる
すごくいい先生だった。
その先生が転勤になって
次に担任になったのが
年配の女性の先生で
定年退職まであと1年の先生だった。
その先生は
障害に対する知識や理解がなくて
融通が利かない。
子供たちがパニックを起こしてしまうくらい
大変な状況になる。
でも、だんだんと周りの働きかけもあって
最後には色んな工夫をしくれて
保護者も一安心。
でも、その女性の先生は
定年退職でやめていく。
そして
その先生の代わりに来た新しい先生は
若くて
知識のある男性の先生。
その新しい先生に変わったところ。
それが9巻。
その新しい若い男の先生に
怒っていた。
「これはだめや！郡司先生の方がよっぽどましや！」
と怒っていた。
（郡司先生は、年配の女性の先生）
いや～びっくり。
ちゃんと中身を理解して読んでいたんだ。
いつも
借りて帰ってきたら
一番に手に取って
パラパラとめくって読んでいた。
でも、中身を理解して読んでいるとは
あまり思っていなかった。
この漫画の中には
ギャグみたいなやりとりとか
失敗みたいな様子が
面白く、
くすっと笑ってしまいたくなる感じで
描かれている。
だから
そういうところだけ
読んでいて
内容はしっかりとわかっていないんだろうな
と勝手に思っていた。
ごめんよ長男。
ちゃんと読んでいたのね！
それにしても、
新しい先生に怒るあたり
先生のいい悪いが理解できてて
すごい！
郡司先生も最初はたいがいな
無理解さだったけど
新しい赤松先生は
かなりいけてない。
これ、どうなってしまうの？
光くんたち
あさがお教室のこどもたち大丈夫かな・・・・
と心配になる。
この9巻では
あさがお教室に
LDやADHD
と思われる障害をもつお友達も入学して
さらに
様々な対応が求められてしまう。
どうする？
赤松先生！
ていう巻なんだよな・・・・
早く先が読みたい。
重い内容だけど
すいすい読みやすいので
漫画はいいなあ。
10年前の状況だけど
今でも同じような問題は
まだまだあるんだろうと思う。
小学校や中学校、その先につながる
心配、その解決方法のヒントがいっぱい詰まっている
あと5巻ほどで終わる。
光くんの成長と
家族や先生たちの関係
社会のしくみ
制度や福祉的な支援の利用
まだまだ勉強しなくちゃいけないことが
山積みだけど！
仲間づくりが重要なポイントのような気がする。
こどもにとっても
親にとっても
親の会とか
いまは10年前よりもっと
ネットやSNSとかで
つながれるし情報もたくさんあるので
探して行かなきゃね。
初めてこの漫画を読んだときの事
↓↓↓
小4の長男が
初めてこの漫画を読んだときの事
↓↓↓
長男にも
怒りやすい
という傾向が。
突然に怒りが沸騰する
長男のこと
↓↓↓
療育で長男の事を先生に話したら
お勧めしてくださった本
↓↓↓
レジリエンス
って初めて聞いた言葉だった。
心の回復力
のことだそうだ。
この本は
生活の中で取り入れやすい
身近なことからの
わかりやすい工夫が
大きなイラストで
具体的な例と一緒に
書かれていて
文字も少なめなので読みやすい。
発達障害ではなくても
役に立ちそうなポイントが
たくさんあった。
長男も手に取って読んでいた。
高学年の子なら
読んで理解できそうな内容。
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