私が保育士になったばかりの頃。
今から25年ほど前。
まだ「イクメン」なんて言葉もなかった頃の話。
運動会の後の反省会で、0歳児担任のベテラン先生が言った。
「Aちゃんのパパ、とっても面倒見が良いのね。
Aちゃんのオムツ替えまでしてたのよ。
今のお父さんは、そこまでやってくれるのね。
羨ましいわ~。」
ベテラン先生は、仕事も子育ても、バリバリこなしてきた方。
家事育児をおろそかにすると、
「できないなら仕事なんてやめろ」とダンナ様に怒られるので、
大好きな保育の仕事を続けたくて、
何でも一人でがんばってきたと、以前聞いたことがある。
ベテラン先生は、続けて言った。
「パパがオムツ替えてるのに、ママは、なーんにもしないのよ。
見てるだけ。
今のママは、ほんとにねぇ、 パパにオムツ替えさせて・・・」
え?
耳を疑った。
これで、ママが文句言われちゃうの?
『Aちゃんのパパは、オムツ替えまでしてくれる「素敵なパパ」』
それはいいけれど、なぜ、そこで、ママを悪く言わなきゃいけないの?
パパがオムツ替えてくれてるんだから、
ママがそれを見守っていて、何が悪いの?
二人がかりでするほどのことでもないでしょう?オムツ替え。
パパかママ。どちらかがやっているなら、どちらかは見てる。
当たり前じゃない?
こういうこと、時々あるんだよ。
家事育児をやってくれる、素敵なパパ。素敵なダンナ様。
それは、いいんだけど、くっついているのは
ママがだらしない、とか、奥さんが怖い、とか。
パパを褒めるには、ママを下げなきゃだめですか?
そういう目で見る人が多いから、
ダメなママと思われたくなくて、怖い奥さんと思われたくなくて、
一人でがんばっちゃうママ、結構いるんじゃないですか?
語弊があるのは承知で言うけど、
自分が、家事育児、完璧にがんばってきた女性ほど、
同じようにできない、してない女性に厳しい目を向ける。
「私はやってきたのに」
「ダンナさん、大変ね」
「子どもがかわいそう」
『呪いの言葉』だな。
夫婦で協力して、家庭が朗らかにまわるなら、それでヨシとしようよ。
私たちの上の世代の女性たちが、がんばってきたのはわかるけど、
もう、呪いは解いていこうよ。
『素敵なパパ』のパートナーは、たいてい『素敵なママ』
お互いが、気持ちよく、家事育児に関われるのは、
お互いを認め合い、許しあう、信頼関係あってのことなんだから。
(ダンナが外で「素敵」と見られるように仕向ける、
隠し味的な「愚妻のふり」というワザだってあるんだよ。なんてね。)
まあ、ウチは、本当に私がだらしないから、
ダンナが、動かざるを得なかったんだけどねー
ってことで。







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日時: 4月23日(日)
①10:30~12:30 ②14:00~16:00
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対象: 小学3年生~高校生
お申込み: 4月5日(水) 往復はがき 必着
詳細は 「ま・あ・る」HPへ
日時: 4月16日(日) 10:00~12:30
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日時: 月2回 不定期 10:30~12:00
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場所: 静岡市葵区西ケ谷清掃工場 敷地内
日時: 月2回 金曜日 10:00~12:00
(次回: 4月14日 28日(金))