言い訳男、参上! | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

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素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

次男マコト(仮名)が、小学校1年生冬のブログより。



子どもたちが冬休みに入りました。

今日は、次男マコトのことです。

冬休み中、縄跳びの練習をするのだそうです。

「なわとびカード」とかいうものがあって、
いろいろな跳び方が表に書いてあります。

16回跳べたら、
親が印をつけてあげることになっています。

「お母さん、見て。」

というので、一緒に外へ出ました。

ところが、マコト、全然跳べない!

「あれ~、あれ~・・・」と、叫んでいる。

あげく「こんな縄じゃ、跳べない!


しばらくして、気をとりなおし、

外で一人練習を再開したマコトですが、
すぐ、戻ってきていうことには、

「なんで跳べないか、わかった。
 あの靴じゃ、跳べないんだ。」

私「じゃあ、跳べる靴に替えて、練習したら?」

マコト「跳べる靴は、ない!」

それは、君が跳べないってことでは???


また、気を取り直し
(っていうか、取り直すまでが、大変なのですが)

練習を再開。

そして、またすぐ、戻ってきていうことには、

「お母さん、わかった。
 なんかね、縄が、からまってくる。
 
 きっと呪われているんだ。
 お母さん、呪いを解いて~」


次の言い訳。

「あのね、心で、数えてると跳べなくなっちゃうんだ。
 お母さん、数えて~」


次の言い訳。

光がないと、跳べないんだ

外は、晴れているけど、玄関前のスペースが日陰でイヤだと、言いたいらしい。

なんじゃ、そりゃ。


これから、2週間、毎日こうなのか。
言い訳男よ。
(ブログアーカイブ 2005年12月)





この時は、

うまく出来ない理由を色々付けてくるマコトのことを

「言い訳男」なんて書いてしまいましたが、

10年たった今のマコトを見ていると、

それは、小学1年生ながら、

スゴイ才能だったのでは?と思えてきます。


彼は今、その「理由を探す」才能を生かし、

「なぜ今回のテスト、この教科の点が悪かったのか?」

「勉強時間が足りなかったのはなぜか?」

などなど、

ちゃんと反省して、
 
理由を見つけて、

次回に活かせる高校生になりました。


茶化してゴメン、マコト。

(でも、「言い訳男」の話は、次回へ続くのであった・・・
 お楽しみに~)