「練習したってどうせ・・・」な気分の時 | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

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素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

アイコンママブロネタ「日々のできごと」からの投稿


今朝は、空気もきりっと引き締まり、「ザ・冬の朝」という感じでした。

空きビン・空きカンを収集場所まで運びながら、
ふと、思い出したことがあります。


それは、私が小学生の頃。

こんな季節には、毎朝、
妹と近所を「マラソン」していたものです。
(当時は、ジョギングなんて言わなかったなー)

冬の終わりには、学校で「マラソン大会」があるので、
それに備えて。

まだ暗いうちに、母に起こされて、
二人で、近所を行ったり来たり。

途中、野良犬に追いかけられて、
あわてて帰ってきちゃったこともあったっけ。


そんな私達姉妹の「マラソン大会」の成績は・・・

これが、まあ、お粗末なものです。

毎年、前から2/3くらいの順位しかとれないんです。

毎朝、早起きして、続けていたのに・・・


ある時、母に言いました。

「私、こんなに走っているのに、全然速くならないね。
 
 練習しても、しょうがないんじゃない?」

すると、母は、

「走っているから、このくらいの順位がとれているのかもしれないよ。
 
 練習していなかったら、もっともっと、遅かったかもしれないね。」


そうか~。

練習したから、このくらいなのか~。

してて、良かったのか~。


一応、納得したので、早朝マラソンは、続けることにしたのでした。



そして、この考え方は、
その後も、いろいろな時に私の頭によみがえってくるようになりました。


がんばったつもりでも、成果が出ないとき。

良かれと思ったことが、うまくいかなかったとき。

気を付けたつもりでも、失敗してしまったとき。


そんな、しょげてしまうような場面でも、

「もし、やってなかったら、もっと悪いことが起きていたかも」

と思うと、後悔や虚しい気持ちに囚われずに済みます。


マラソンは、ちーっとも速くならなかったけど、

ま、よしとしましょう、冬の朝。