「手作りおもちゃ」が、子どもにとって、素敵な理由 | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!

私「ゆっこせんせい」は、布おもちゃ作家をしています。

赤ちゃんや子どもが、喜びそうな布おもちゃを企画・デザインし、作っています。

そして、
その作り方を紹介したり、
教えたり、
手作りキット(材料+作り方説明書+型紙)を販売したりしています。

「完成品は、売ってないの?」
というご質問・ご要望を、よくいただくのですが、原則的には、完成品の販売は行っていません。

理由や事情は、色々あるのですが、
その一つに、

「ぜひ、手作りをしてほしい」

ということが、あります。


買ってくれば、簡単。
安くて、可愛いおもちゃも、たくさん売ってる。
作るのは、大変。
上手に作れないかも。

それでも、
手作りをすることには、大切な意味があるのです。

きりん・うさぎ

こんな、ちょっとしたおもちゃ(きりんのにぎにぎ・うさぎのにぎにぎ)でも、作るのには、1時間くらい、かかります。

それだけの手間暇をかけて作るのですから、

「なんとしても、気に入ってもらいたい」
「このおもちゃで、いっぱい遊んで欲しい」

という、気持ちが湧いてきます。

そこで、おもちゃができると、

「ほら、できたよ!」
「○○ちゃん、見てごらん!」
「こうすると、音がするよ。やってみて!」
「上手だね~。ママも、やってみようかな~。」
「もう一回、やってみよう。上手、上手!」
「パパにも、見せてあげようねー」

などなど、自然に、子どもへの言葉や関わりが増えていきます。

お母さんが、笑顔で一緒に遊んでくれれば、子どもも、もちろん、笑顔で、夢中になって遊びます。


小さな子どもの場合、

「どんなおもちゃを与えるか」
ということより、

「誰と、どんな風に、遊ぶか」
の方が、重要だったりします。

軽い気持ちで、買ってきたおもちゃ。
「はい」と渡しても、あまり遊ばない。
「せっかく買ってきたのに・・・・」
「無駄な買い物、しちゃった」

そんな経験は、ありませんか?

足りなかったのは、もしかしたら、「遊んでくれる相手」だったのかもしれません。


子どものことを思って、手作りしてみる。

「気に入ってくれるかな」
「喜んでくれるかな」
「もう、こんな遊び、できるようになったかな」
「もしかして、まだ、うちの子には、難し過ぎるかも」

なんて、作りながら、考える。

完成したおもちゃで、一緒に遊んでみる。

気に入ってくれたら、嬉しいし、
すぐに遊んでくれなくても、
あーでもない、こーでもないと、遊びに誘ってみる。

その過程こそが、とても素敵だし、大切なことだと思うのです。

小さな子どもは、縫い目のことなんて、気にしません。

ママが自分の為に、おもちゃを作ってくれる。
作ったおもちゃで、一緒に遊んでくれる。

それだけで、十分なんです。

まずは、一つから、おもちゃを作ってみませんか?


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