「ゆっこせんせい」の布おもちゃが、すべて「洗濯OK!」な理由 | 布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

布おもちゃ作家&保育士「ゆっこせんせい」の   『布育®のすすめ~ちゃんと遊べば ちゃんと育つ』

素敵なおもちゃがあると、遊びが豊かになります。
たっぷり遊んだ子どもは、心も体もすくすく育っていきます。
温もりあふれる布おもちゃで心も体もすくすく育つ「布育®」が、広がりますように!


赤ちゃんは、何でも、すぐに舐めたり、口に入れて、確かめようとします。
そうかと思うと、どこでもポイポイ、投げたり落としたりしてしまうこともあります。

そんな赤ちゃんに与えるおもちゃを、清潔に保つことは、とても大切です。

色々な殺菌・消毒方法はあるかもしれませんが、何と言っても、気軽に水洗いできることが、一番、安心・安全ですね。


布おもちゃの素敵なところは、いろいろありますが、その大きな特徴は、この「洗える」ということです。


「ゆっこせんせい」の布おもちゃは、その特性を十分生かすための、様々な工夫がされています。


まず、「素材」

「布なのだから、洗濯できるのは当たり前」
と、思われるかもしれませんが、そうとも限りません。

その代表が、「フェルト」です。

フェルトで、おもちゃや小物を作られる方の多いので、意外に思われるかもしれません。

でも、一般的なフェルトには、ウールが含まれるので、水洗いすると、かなり縮んでしまいます。

そこで、「ゆっこせんせい」のおもちゃのフェルト部分は、全て「ウォッシャブルフェルト」を使用しています。
「ウォッシャブルフェルト」は、ウールを含まないので、その名の通り、水洗い可能なのです。

すきなものなあに?

(参考作品:「フェルト絵本・すきなものなあに?」
全て、ウォッシャブルフェルト使用)



次に、「接着剤を使わない」ということです。

接着剤を使用することで、洗濯時に剥がれ易くなってしまうのでは、困ります。

そこで、「ゆっこせんせい」のおもちゃでは、パーツは全て、縫いつけて仕上げています。

細かいパーツを縫いつけるのは、少し、手間はかかりますが、
「赤ちゃんが口に入れても安全」
という面もありますので、こだわっています。

また、接着剤を使用すると、出来上がりの風合いも、硬く強張ってしまうので、やはり、手縫いがおススメなのです。

すきなものなあに?パンダ
細かいパーツも、刺繍&縫い付けで作っています。)


後は、紙などの、「洗えない素材を使わない」ということです。

「布+綿」という組み合わせは、フワフワして心地良いのですが、反対に、しっかりした形をつけにくい、という欠点もあります。

洗う必要のない作品作りならば、厚紙などを入れることで、思い通りの形に整えることもあるのですが、
「ゆっこせんせい」のおもちゃでは、ステッチの種類を選んだり、綿の代わりに、キルト芯を使ったりすることで、工夫しています。

フェルト車
(参考作品:「フェルトの乗り物」 
ステッチの種類を工夫することで、角やカーブを表現しています。)


ぽけっとの中身
(参考作品:「布絵本・ぽけっと」のポケットの中身アイテム。
キルト芯や、綿の詰め方を工夫することで、様々な形を表現しています。)



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