先日、『磐田女性起業家育成講座』へ、スタッフとしてお手伝いに行ってきました。
全6回の講座も、この日が最終日。
最後に、受講生が、ご自身のビジネスプランを発表する時間がありました。
その中の、ある方の発表で。
「・・・・お客様を笑顔にしたい
・・・・女性が笑顔になることで、家族が幸せになります。
家族が幸せになることで、社会も幸せになります。・・・・」
「・・・・月間の売上目標は、○○円です。
固定費が、△円。
・・・・・××円の収入を目指していきたいです。」
わずか5分ずつの発表なのですが、本当に素晴らしい内容でした。
自分の事業が社会の役に立っていくのでは、という広い視野(大きな夢)。
そして、まず、どれだけの売上をあげていくのか、という現実的な視点(近くの目標)。
この両方を持っているというのは、強いな・・・と感じました。
起業という大きな目標に向かっていく時、必ずしも順風満帆というわけにはいきません。
時には、行く先が不安で、
「どうせ私の仕事なんて、世の中になくても、誰も困らない・・・。
ちっぽけな仕事だ・・・。」
と、挫けそうになることもあります。
そんな時は、焦点を「近くの目標」に合わせます。
すると、
「とりあえず、まずは、今月のこと。今日のことをがんばろう・・・」
と、小さくても、また一歩踏み出せます。
逆に、
「ちっともお客様が来ない。売り上げが上がらない。」
と、辛い時。
そんな時は、焦点を「大きな夢」の方に合わせます。
すると、
「今は、こんなだけど、いつかは!
いつかは、私だって、誰かの役に立てるはず」
と、思えてきます。
目の前は、かなり暗くても、遠くにぽちっと灯りがともっているような気持ちになれます。
「大きな夢」と「近くの目標」
両方持つことで、色々な場面を乗り越えて行けそうな気がするのです。
そう言う、今の私は、「近くの目標」にめげて、何とか「大きな夢」を眺めているところ。
「大きな夢」を確かめて、また、明日から「近くの目標」に向き合いたいと思います。
ところで、この「大きな夢」と「近くの目標」の話は、子育てにも、ものすごく応用できるんです。
それは、また次回に!