エプロンをしたり、お人形をおんぶしたり寝かせたり、お皿を並べたり洗う真似をしたり・・・・・。
遊びのきっかけは、おもちゃです。
お家で見たことのあるものを見つけて、ごっこの世界へ入っていくのです。
この頃のままごとは、一人一人がみんな「おかあさん」。
いわゆる、「平行遊び」の時期です。
それが3歳頃になると、「お母さん」「お姉さん」「ばぶちゃん(赤ちゃん)」などの2~3人のままごとになります。
お皿も人数分並べ、
「いってきまーす。」
「いってらしゃーい」
など、ことばのやりとりも見られます。
おもちゃを一緒に使うことで、お友達との遊びが成り立つのです。
4・5歳になると、ままごとはもっと複雑になります。
「お母さん」のなり手がいないと、
「お母さんはお仕事に行ってるんだよね」
「だから、お姉さんがご飯作るんだよ」・・・・・
友達と共通の世界を作り上げて遊びは進んでいきます。
ちょっとした小道具があれば、遊びはぐんぐん広がります。
風呂敷き1枚がスカートにもマントにもエプロンにもお布団やバッグにだって変えられる、子どもの想像力ってすごいなあと思います。
ま
まごと遊び一つをとっても、歳児によっておもちゃの役割はいろいろです。
子どもの発達にあったおもちゃを用意してあげて、盛り上がってもらいたいなあと思うのです。
豪華でなくてもいい、子どもの遊びを助けるおもちゃを作っていきたいと思っています。
そんなままごと遊びのきっかけになるおもちゃは「ゆっこせんせいのおもちゃ箱4」をご覧ください。
