保育士をしていた頃の話。
その日は、節分。
園にも鬼が来る日です。
毎朝、早番で会う3歳半のKくん。
一昨日の朝、「後ね~、二つ寝ると、オニがくるんだよ~」
昨日の朝、「後ね~、二つ寝ると、オニがくるんだよ~」
今朝、「後ね~、二つ寝ると、オニがくるんだよ~」
「ねえ、Kくん、もう二つ寝たんじゃないの?」と聞いてみたのですが、「ううん、寝てないよ~」
先生に言われたのか、お母さんに言われたのか、よく聞いて覚えていたKくんですが、日にちがたっていくこいうことは、なかなか実感として湧いてないようようです。
このへんの、わかってそうでわかってないところが、はっとさせられます。
まだ、3年しか生きてないんだものね。
