湯河原2泊目
朝目が覚めて大浴場の露天風呂で
野鳥のさえずりを聞きながら入浴
朝食は部屋食でした
今迄ルームサービスが無かった
このホテルのシステムを変えたのは
コロナ禍 だけど限定食に難あり
更にルームサービスを充実するべきと
アンケートに申請しとこう

ホテルの目の前に町立美術館と
平松礼二館がありビックリ

昨年購入した平松画伯の直筆画は
お正月に掛けたばかりだから
これは何かのご縁と早速行ってみた
私の席は一番景色が良い奥の
ソファー席を用意してくれていて
窓際隣席の初老ご夫妻の話が
ときたま聞こえてくる
この夜は少し風があり池の水面の
波紋が風の向きで綺麗に流れて
まるでイリュージョンの世界を
観ている様に美しかった
それを隣席ご主人が『綺麗だね〜
船に乗りながら食事してるみたいだね』
『美味しいね〜』奥様との時間を
慈しみながらお食事してるのが
心地よく聞こえてくる
私はもくもくもくと食事
ご主人 沁み沁みと
『あ〜幸せだねぇ。。』
まだ先はあるけれど取り敢えず
ひと区切りそのご夫妻の人生の
ひとコマの会話を聞きながら
私は完食したのでした

結局、ある一定層は1流ホテルに
宿泊し高級な食事で幸せ感を得て
人生が達成できたと感ずる人々に
支持され大枚払いながらこうした
会員制ホテルビジネスが売れてきた
そういう私も幸せ〜
と思いながら

でも4泊は流石に飽きてきた

もう日常に戻ります