前回のお話はこちらから♡
第一話はコチラ♪
大っ嫌いな
オーストラリアで
予期せぬ妊娠に呆然…
10代の早いうちから
親元を出て
自由を満喫することに
全力を注いでいた私。
（どんな奴だったのかは
第一話をお読みください）
家に帰らず親に心配を
かけまくっていたので
結婚→妊娠
の順番だけは
守りたいと
思っていました。
...とはいっても、
自分の人生の中に
子供を産み、
育てるという
シナリオの
用意は無く
一生を
好きなことして
生きていく
そう思っていたので
’対策’はちゃんと
していました。
していたのに
現状打破のために行った
国内旅行でまさかの妊娠。
この時の心境は
正直覚えていません。
ただ
なんとなく
毎日具合が悪くて
どうしたものかと
買って試してみた
妊娠検査薬で
まさかの
まさかの
陽性反応
どうしよう…
親に何と言おうか…
…ていうか
どうすんの、私？
何を、どういう風に
考えを巡らせたのかも
覚えていません。
ただ
人生の大きな岐路
に立っている事は確かです
＜産まない＞
という選択は
日本帰国を意味し、
＜産む＞
という選択は
この大っ嫌いな
オーストラリアで
情だけで一緒にいる彼との
生活が続く。
どちらも
心ときめくような
選択ではなく
八方を
壁で塞がれた
ような状況
に気持ちが沈みました
悩んだ挙句
もう一人の
当事者である彼に
妊娠を
打ち明けることに
しました
その彼からの反応は
中途半端なもので
喜んでもなければ
嫌がってもない様子。
そんな態度を見て
「自分で決めよう」
となり、
可能な限りの
イメトレをしました
彼と別れて日本に帰り
子供をおろして
日本で仕切り直す
彼と別れて日本に帰り
子供を産み
日本でシングルマザーになる
オーストラリアで
彼と子供と
３人で暮らす
などなど。
なんにせよ
一気に未来の可能性が
狭まったのは否めず
このころの私は
絶望感の真っ只中でした。
しばらく考えて
気づいたのが
私は堕胎を
望んでいる
わけじゃない
ということ。
過程はどうあれ
自分の中に
1人の人間がいる事実
それを
なかったことにするのは
なんか違う気がしたんです
じゃぁ
自分にとっての
最善策は…？
考え抜いた末に
出した答えが
子供を産む
そして
何があっても
彼と別れない
ということでした。
なぜそういう決断に
至ったかというと
※以下は
私の価値観で
話をしています
両親と子供の
血が繋がってる
というのが
私の中で
普通のこと。
もしも
何かあって
別居する
ということになった場合、
子供が
親の間を
行き来する生活
というのは
なんとも苦しい
想像だったんです。
なんかこれだけ聞くと
優しい人間だと
思われそうですが
全然そういうことではないです
”子供を持つことを
自分の人生計画に
入れていなかった”
ということは
子供という存在を
”お荷物”のように
考えていた
ということ。
子供がいると
好きなこと
やりたいことが
できなくなってしまうから
足枷のような存在だ
そんな風に
思っていたんです。
なので
彼と別れて
別々に暮らしている中を
子供が行き来する
イコール
子供を物のように
扱ってしまう
自分になりそうだ
と思ったんです。
もし
別れた後に
好きな人ができて
一緒に暮らし始めたりした時に
”子供が週末やってくる”
っていう状況を
私は
”子供に会える♡”
とワクワクで
迎えられるだろうか？
そう考えた時に
絶対に煙たがってる
自分がいる
と思ったんです。
そんなだったら
最初から
子供を産む選択すんな
それが
私の出した答えでした。
でも、でも
堕胎は
違う気がする。
こんなような
アクシデントが無い限り
私は子を持つ機会に
出逢わなかったはずだ
だったら
子供を
産み育てよう
そして
何があっても
彼と別れない
でいよう
という決断に
たどり着いたんです。
色々考えまくって
出した決断を元に
彼に出産する
意思を伝えると
ふわっとした感じで
「いいんじゃない」
って言われたときは
正直
「はぁ？
」
ってなりましたね
将来が大きく変わるのに
そんな感じで
いいと思ってんのか？コラ
…と感じたことを
今こうして
ブログを書いてて
思い出しましたｗ
彼と一緒に
子供を
産み育てる
と決めた先で
必要になってくるのが
私のビザの変更です。
なんと
そこで彼の
年齢詐称
が発覚し
大きな決断をしたばっかりの私は
またしてもどん底に落ちるのでした
つづきはこちら♡