今回は少しばかりテイストの違うお話を…。
『人間関係』
いくつになっても永遠の課題ですね。
SNSを通じて人との関わりが増えたここ数年で、
色んな方と繋がる機会が増えました。
懐かしい同級生や故郷の親友たちとの繋がり。
同じ病に苦しみ、
励まし合いえるかけがえのない同志との繋がり。
とみさん、ことWATER//COLORのファン、
とみともとの繋がり。
大好きなチャゲアスファン同士との繋がり。
私のブログに共感してくださった方々との繋がり。
みなさん、かけがえのない
沢山の『宝物』
じゃなくて
『宝人』です。
人間は一人一人が個性を持った生き物です。
いくら仲が良くても、
他人と接するんですから、
自然と1対1の付き合いでも
きっと気を遣い合っているはずです。
それが集団グループでの付き合いになると、
十人十色の個性となり、
意見の食い違いがあって当然ですよね。
本音でぶつかり合うことを望む人間もいれば、
平和を望む人間もいます。
そういった違う個性と向き合って
私たちは生活をしていると思います。
さて、ここで質問です。
質問:次の中から適切だと思う人間を選択をして下さい。
①部屋の中でうっかりオイルをこぼしてしまったA。
②そこに火をつけようとする子供B。
③危ないと気づくが好奇心から誰にも言えないでいるC。
④火事になると察して自分だけ逃げるD。
⑤関係ない顔でそれをムービーで撮影している隣人E。
⑥自分は被害者だ!と謝りもせず泣き喚くBの親。
…答えは、
『どれも適切ではない』です。
付け加えるなら、
『全員の不注意が原因で、
起こるべきして起きてしまった事故』
とでもいったところでしょうか。
上の例えは極端だとしても、
もし集団生活のなかで
それぞれの『正義感』
というものがぶつかり合った時。
また、綺麗に真っ二つに意見が割れた時。
争い事は生まれてしまいます。
例えどんなに小さな火種だったとしても、
その火を扱う人間がパニックを起こしている間に、
どんどんと炎は大きくなっていきます。
ここに、
冷静な判断ができるヒーローGが
たまたま手にしていた消火器で
キレイさっぱり炎を消してくれれば
また話は変わってきますがね!
しかし、火は消えても、
火種が残っていれば、
気を抜いた瞬間には手遅れなんです。
あとから結局誰が悪かったんだ?
と犯人探しをしたところで、
火事が起きた事実は変わらないのです。
この歳になって、
まだまだ勉強不足で不器用で、
学習能力のない幼稚な人間だな、
とつい自分を責めてしまいがちですが、
誰にだって起こりうる事なんですよね。
みんなの事が大切なら、
はじめから一人一人と誠実に、
柔軟に向き合わなければいけないな、
と当たり前の事を再度痛感し、
猛省した、というお話でした。