昨日は朝からポカポカ春爛漫
''春の京都で味わう 乾しいたけ アカデミックレストラン''「知っているようで知られていない'’乾しいたけの魅力''に参加させていただきました
以前、私は大分県椎茸振興協議会主催の原木乾しいたけのセミナーに参加させていただいたことがあります。その時から'乾しいたけの魅力'に驚き、どっぷりハマり、普段からお料理に使っています
昨日は
一度行ってみたかった''長楽館''
建物の重厚感は素晴らしく、中はレトロながらも優雅な空間
1986年に京都市有形文化財に指定されています。
まずは
日本産・原木しいたけをすすめる会 顧問の 小川 先生より乾しいたけのお話。
そしてLE CHENEの橋本 シェフによる乾しいたけを取り入れた華やかで春を感じるフレンチのコース
キノコ型の冬茹 香る可愛いバター♡
野菜ソムリエ 先輩方による乾しいたけの歴史、栄養素、旨味、お料理への活用法など..
多岐に渡るお話と共にいただきました^ ^♪
乾しいたけ(干ししいたけ)にはなんと!.1,000年の歴史があります。
第二次世界大戦後、生しいたけが出てきたそうです。
昔はハレの日のごちそうとして乾しいたけを使われていました。
乾しいたけには主に次の5つの成分
①ビタミンD..美肌、骨を丈夫に
②食物繊維..便秘予防、生活習慣病予防
③カリウム..余分な塩分を体外に排出
④レンチナン..ガン細胞の増殖を抑え免疫力up
⑤エリタデニン..コレステロール、血圧低下
が含まれています。
しいたけを干すことにより細胞が壊れグアニル酸と酵素が働き旨味成分が約10倍になると言われています。
40年ほど前、東京のある病院でしいたけの戻し汁を毎晩、1週間飲み続けると10人中8人のコレステロール値が下がったという結果も出ているそうです。
いただいたお料理には全て乾しいたけがしっかり使われていました
橋本シェフは今回初めて乾しいたけをフレンチに使われたそうです!!
またパティシェさんが寝ずに考案し作っていただいたデザートにも愛らしい乾しいたけが
食後に素材の組み合わせ、調理法などの説明を、そして皆さんからの質問にも丁寧にお答えいただきました
普段、私は冷蔵庫で乾しいたけを水で戻して使っています。
水以外にプレーンヨーグルト、トマトジュースで戻す方法などあるそうです
香り、旨味成分がたっぷりの乾しいたけの活躍の場が更に広がりそうです
ご一緒させていただいたみなさま..
楽しい時間をありがとうございました
まもなくやってくる桜のシーズン
是非cafeにも行ってみたいです