2年前の三月。
小学校の先生を辞めました。
こんにちは。
ゆかこです。
勤務最終日。
その年に担任していたのは
小学校3年生。
教科書の整理をしていました。
(1年間学校から借りていた教師用の教科書を返却するんですね)
やばい😨
国語の教科書がない😱😱😱
どこにいった?
探しても探しても
なーーーーーーい!
😱😱😱😱😱
自腹で買うか。。。😰😰
そう思った時、
そういえば、
🟡君に貸したよな。。
返してもらってたっけ???
もしかしたら、
🟡君がもってるかも。
持っていますように🥺
そう願いながら
電話をかけてみると
やったーーー🙌🙌🙌
持っていた😆
そして、学校に
持ってきてもらいました。
この🟡君。
1年間、私の言うことは
ほとんど聞かず、
好き放題やっていました。
授業中、
立ち歩いたり。
おしゃべりしたり。
授業参観でも、
自分の親がいない時間には、
ウロウロと立ち歩き、
敢えて目立つようなことをしたり。
ええ。ええ。
分かっています。
そんなふうになったのは、
積み重ねた私の指導の、、、。
まあ、まあ、それは、
横に置いておいて😅
それよりも、
その🟡君に会えるチャンスが
できたんです。
実は
その🟡君は
修了式のあと、
わざわざ、
私に会いに学校に
来てくれていたそうなんです。
私は予定があって
帰宅した後だったので
会えなかったんですね。
「また、連絡するそうです」
と言われていたので、
連絡を待っていたら、
とうとう3月31日の
勤務日最終日になってしまった、
と言うわけなんです。
私の言うことをほぼ聞かない
🟡君でしたが、
私は大好きでした
自分の好きに忠実で、
ホントに子どもらしい、
かわいいかわいい子でした。
🟡君のお母さんに話を聞いて、
なぜ、
修了式の日に会いに来てくれたのか
分かりました。
それは、
修了式の日に
私が子どもたちに
「学校を辞める」
と伝えたあと、
帰宅した彼は、
泣きじゃくりながら
仕事中のお母さんに電話してきたそうです。
言葉にもならない声で
「先生が、、、
学校辞めるんだって、、。」
それで、
お母さんが
連れてきてくれた、
すぐに会いに来てくれた
というわけだったんです。
その教科書を🟡君が
返し忘れていたおかげで、
最後に🟡君に会えて、
最後のお別れができました。
🟡君の涙の理由は、
はっきり分かりませんが、
私は私でよかったんだな。
そう思えた瞬間でした。
1年間
私はダメだ
私はダメだ
と呪文のように
毎日自分に向けて
唱えていた毎日でした。
それが、
勤務日最後に
こんなドラマみたいな展開を
プレゼントしてもらって
本当に感謝しています。
私はレベルの低い先生で
子どもたちに対する
崇高な思いはほとんど
なくなっていて
自分の価値証明のために
毎日子どもたちに
向き合っていたようなもので
そんな私なのに、
別れを惜しんでくれる、
しかも、あの🟡君が。
感動でしかありませんでした。
この別れの季節になり
2年前のことを思い出した
今日この頃です。
あの時の自分は
頑張っていたな。
私なりに一生懸命だったな。
私は本当にダメだったのか?
私はダメではなかったのかもしれない。
私だけは
私が頑張っていたのを
知っています。
私が私の味方になろうと思います。
他の誰かが私を非難しても
私は一生懸命やっていた。
私なりにやっていた。
結果がどうであれ、
私は頑張っていた。
そんな自分を
受け入れたいと思います。
あの子たちは4月から
六年生。
素晴らしい子達だったので
きっと素敵な一年にするんだろうなと
思っています。
応援しています‼️
最後まで
お読みくださり
ありがとうございました🍀