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母は、もうすぐ94歳になります。
介護付き老人ホームに入っています。
入所して、8年と8ヶ月です。
以前は、出来た事が出来なくなっています。
例えは、パソコンや携帯電話のメール、テレビを見る事、ラジオを聞く事、文字を書くこと、手紙を書くこと、本を読むこと、ぬりえをしたり、計算をしたりが出来なくなっています。
他にもいろいろ出来なくなっています。
部屋の片付けは、元々苦手でした。
それでも、5年前のコロナ禍には、私に褒めてもらいたくて、部屋を片付けてると言っていて頑張っていた事もありました。
それが、最近は、全く片付けられなくなり、
行く度に、物で溢れているのが、気になる様になりました。
さらに、認知症のせいなのか、捨てようとすると、
「使ってる物を捨てられては困る」と
怒るので、あまり捨てられずに、ますます物で溢れるばかりでした。
それに、母のホームは、私の家からは遠い為、長時間の電車移動なので、捨てたい物を持ち帰るのも毎回、本当に一苦労で、私ひとりでは、片付けに限界を感じていました。
そこで、先月末、思いきって、夫に車を運転して貰って、子ども達にも手伝って貰って、母の部屋の片付けに行って来ました。
片付けと言っても、その場で要不要の仕分ける時間がないのと、母の妨害もあるので、とりあえず、使ってなさそうな物を全て段ボールに入れたり、解体したりして、私の自宅に運びました。
そして、今、毎日、少しずつ、母の部屋から、運んだ物の仕分けをしています。
最初は、大きな物の処分に困るかなと思っていました。
それが、一番大きい物は、スライドテーブル付きのパソコンラックだったのですが、ジモティーで、翌日には、お譲りできて、片付きました。
まず、メルカリに出品したのですが、全く閲覧数が伸びなかったので、ジモティーにも出品してみて本当に良かったです。
※以前、トラブルになった事があって、ジモティーは、苦手意識があります。
その次に大きい物、 小引き出しも、欲しい方が見つかって、使って貰えることになり、片付きました。
直ぐに片付けられると思ったのが、紙類でした。
でも、いざ、段ボールを開けると、途中まで塗ったぬりえが沢山、出てきました。
母は、色数の多い色鉛筆を欲しがっていました。ぬりえが楽しいと言ってました。
すぐに、もっと色数の多い色鉛筆を買ってあげれば、良かった。そしたら、完成出来たかもしれません。ぬりえが、まだ出来るうちに、楽しいうちに、いい画材を買ってあげれば良かったなぁと思いました。そう思ったら、なかなか捨てられません。
それから、途中まで計算したドリルや漢字の問題など、母が頑張っていた物だらけで、捨てるのが辛くなってしまいました。
もっと、母が元気なうちに、寄り添えてたら、良かったのにと思いました。
母の部屋の片付けが、こんなに辛くなるなんて、予想外でした。
捨てられないぬりえは、母の所に、色数の多い色鉛筆と共に、持って行ってみようと思います。まだ、ぬりえが出来るかどうか分かりませんが、持参してみようと思います。
とりあえず、今は、捨てられる物だけ、捨てようと思います。