タロットを学び始めたとき、
つまずきを感じることってありますよね。
覚えることが苦手だと
なかなか意味を覚えられないことから、
なんか、タロット難しい。
無理かも……
となってしまうことがあるかもしれません。
そんな時にできそうなことを
今日は書いてみたいと思います。
カードの意味が覚えられない。
リーディングがうまくいかない。
自分には向いてないのでは?
と不安になる。
そんな状態の方も
大丈夫です。
タロットに興味を持ったこと自体に
大きな意味があると
私は考えています。
ですので、
タロットを学びたい、という
その思いを大切にしながら、
つまずきを乗り越えるヒントを
お伝えします。
まずは、
「どこか難しいと感じているのか」
を明確にしましょう。
カードの意味が理解できない?
意味を覚えたけれど
リーディングがうまくできない?
それともスプレッド(展開法)の使い方がわからない?
具体的な課題がわかれば、
それに合った対策を見つけるのが楽になります。
紙に書き出して
頭の中を整理するだけでも
気持ちが軽くなるはずです。
次に、
直感を頼りに
自分に合う方法を探してみます。
タロットは
「感じる力」と「考える力」のバランスが大切です。
私はどちらかというと
リーディングの時は
「感じる力」で読んでいます。
その前の学習の際は
「考える力」も使います。
さて、
あなたが
「難しいと感じる部分」に
直感で向き合ってみてください。
「どうしたらもっと楽しめるだろう?」
と、あなた自身に
問いかけるのもよいでしょう。
そして、
パッと思い浮かんだことや、
なんとなく思ったことをヒントに
打開策を練ります。
例えば、
カードの意味を覚えるのが難しいのなら、
好きなカードを選んで
そのカードから自由に感じ取る練習をするのも効果的です。
その時に、
正解・不正解を気にしないこと。
リーディングに間違いはないはないと
私は思っています。
その時、あなたが思ったこと
感じたことは
それがどんなことであれ、
カードからのメッセージです。
と、「信じる」
これ、結構大事です。
リーディングに、
答えがひとつ
ということはないのです。
リーディングが苦手なら、
日記のように
毎日1枚引きをして
自分の気持ちを書き留めるのもオススメです。
日付、時間、
引いたカード、思ったこと。
ひとことでも構いません。
タロットカードに触れる機会を増やすことは
必要になってきます。
何よりも大切だと
私が思うのは、
「タロットに興味をもった
あなた自身の直感」
を信じることです。
タロットは
可能性を秘めた世界です。
あなたが、
タロットに興味をもったということには
きっと意味があります。
それは偶然ではなく、
あなたが自分自身を
より深く知りたい、
成長したいという思いのあらわれではないでしょうか。
その気持ちを大切にして、
一歩ずつ進んでいきましょう。
タロットの学びは、
自分との対話の時間でもあります。
焦らず、
つまずきを「成長のチャンス」
と捉えてみてください。
きっとあなたの中に
タロットと向き合う力が
すでにあるはずです。
最後に、私がしてきた
タロットとの距離を縮める方法を
書いてみます。
①とにかくカードに触れる時間を持つ。
何も勉強しなくても、
何のリーディングをしなくても、
ただカードを触る、
そんな日もあります。
②カードのイメージを覚える。
その時に、自分のことにリンクさせてみる。
例えば、「愚者」なら、
「私にとって」
愚者の、自由で未来に不安なさそうで
好きなようにしていて
ご機嫌な様子、
だった頃はいつだったかな?
と考える。
今、愚者のようになれたら
何をしたいか?
を考える。
もしかしたら、
今日は
愚者のような気分かもしれない、
とか。
身近で、愚者っぽい人は誰か、
昔の知り合いで、
愚者っぽかったのはあの人だな、
とか。
とにかく
カードの持つイメージや意味を、
自分の世界に持ってくるようにしました。
③リーディングノートをつくる。
やはり、実際にカードを引いて
「自分なりの言葉」にしてみることは
いい練習になります。
希望としては、
朝カードを引いて
夜振り返る、なのですが、
朝の時間を確保できないことが多々あり、
今は
夜に翌日のことを占い、
翌日夜に
その日の振り返りを書いて、
次の日のことを占う、
ということをしています。
④自分以外の人を占う。
初めは親しい友人から。
占いの練習相手になってもらえる?
と聞くと
占い嫌いの人でなければ
付き合ってくれると思います。
自分を占う、セルフリーディングとは違った時間がもてます。
⑤カードと話をする。
妄想でもいいんです。
カードと話をしてみる。
例えば、魔術師なら
「始めようよ」
とカードの中からふいに声をかけてくる、
と想像してみます。
魔術師が
「もう準備できてるよ?」
私
「なんのこと?」
「やりたいことあるでしょ。
もう材料は揃ってるんだよ。
あとはやるかどうか。
待っててもダメなんだよ」
などから始まって、
色々な話ができるかもしれません。
女帝と話すなら、逆に
「今は動かず待つときよ」
と、ゆったりと
豊かさに包まれた女性が
やさしく語りかけてくるかもしれません。
あなた自身の
ありのままの素晴らしさを
受け入れてね。
という気がするか、
それとも
まったく違うことを話しかけてくるか。
想像して遊びます。
誰かが聞いていたら、
「大丈夫?」
と心配されてしまうかもしれないので、
ひとりのときがよいでしょう。
ここで何をしているかというと、
私の場合は
カードを見たときに
「言葉を出す」
練習をしています。
⑥カードを持って、
ただ共感の練習をする。
カードの意味とか関係ない話です。
ただただ、
そうなんですね
そうだったんですね
それは大変でしたね
お辛いですね
なるほど
うんうん
えぇ
はい
えー!
それはすごい
嬉しいですね
そうなんですか!
えっほんとに?
などなど、
様々なパターンで
あいづちの練習をする。
覚える力だけでなく、
コミュニケーション能力も低い私は、
これが
誰かを占うときに活きてきます。
そして、タロットカードに触れる時間にもなります。
カードを読んでいませんが。
ほんと、ただ持ってるだけでも違います。
⑦タロットへの質問の仕方を考える。
ざっくりした質問にはざっくりとした答えが。
具体的に聞けば、具体的な答えがやってくる。
ことが多いと思います。
これについて占いたいな。
と思ったときに、
だったら
どうカードにきくのがいいだろう?
と質問方法を
あれこれ考えます。
ここは、頭で考える練習。
もちろん、パッと質問が浮かぶこともあるけれど、
質問については
思考を使うことがあります。
ここでひとつ。
「何をすればいい?」
と、すべて投げてしまうのは
オススメしません。
あくまでも主体は自分や相談者さん。
アドバイスをもらう、
つもりで
私はカードを引いています。
そのアドバイスを知って
何をするかは、
自分または相談者さんが決めること。
そういうスタンスで
タロット占いをしています。
⑧タロットカードに挨拶する。
ただカードをめくりながら
おはよう
こんにちは
こんばんは
など挨拶するだけ。
これもカードに触れることが目的です。
挨拶中に
何か気になるカードがあったら、
そこで⑤の会話になることもあります。
⑨カードのキーワードを覚えたならば、
カードを1枚ずつ引いて
キーワードを声に出してみる。
ということもしました。
覚えてなくても気にしない。
また次があります。
⑩ネット上に掲載されている
「占ってください」の相談内容を
占ってみる。
たまにやっていました。
実際に書き込むことはありませんでしたが、
他者を占う、リーディングの機会になるかと思います。
つらつらと書いてきましたが、
私が今心がけているのは、
できるだけ
タロットと関わる時間を見つけること。
まだまだタロット勉強中ですが、
少しずつ進歩している感覚はあります。
焦らずにいきましょう。
ここまでお読みいただき、
ありがとうございました。