覚えられない人のタロット学習、3つの壁と乗り越え方 | ちょっと覚えて直感で楽しむタロット

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イメージやキーワードをちょっとだけ覚えて、直感をプラスしたら、
カードを読めるようになりました。

覚えることが苦手な私が

タロットを学んでいるときに

ぶつかった壁。


今日は、その壁についてと、

どう乗り越えたかを書いてみたいと思います。





本を開かずに

タロット占いができたらいいな。


私の希望は、それでした。




(本やテキストで調べながら占うことが良くない、

と言ってるわけではありません。


自然に覚える能力がある人は

この方法で占えるようになるのでしょう。


私は

「本を見ないで占いたい」

と思って目標にしていた、

というだけの話です)





タロットの意味を覚えられない私は、

占いができるようになる方法がわからず、

回り道をしました。


2年以上かかりました。




「占いができる」

とはどの状態を指すのか、

様々な考え方があるかと思いますが、

ここでは

「タロットカードを使い、

相談者さん(または自分自身)からの質問について

カードからのメッセージを受け取り、

自分なりの言葉で書くまたは話す」

こととします。


スラスラといかず、

つたなくても、

カードから受け取ったメッセージや

カードの解釈を

書ける、または話せるのなら

「占いができる」

ということにしたいと思います。








私は、自分なりの

タロット学習方法を見つけてからも、


すぐ

簡単に

できる


というわけではありませんでした。


このブログでは

記憶力が乏しくても

なんとか占えるようになった方法について

書いていきますが、


短時間で

すぐできる!


というやり方ではありませんので、

そういったのを求める方には

役に立たないかと思います。




タロットと仲良くなるためには、

カードに触れる機会は必要だと思っていますし、

リーディングすることに慣れるためには

占ってみる機会を増やすことが必要です。


習い事と一緒のように感じています。


練習する、

実際にやってみる。




前置きが長くなりました。




意味をなかなか覚えられない私が

本を見なくても占えるようになるまで、

タロット学習の壁は

3つあったと思います。


まず、1つめ。


これは、

「意味を覚える、理解する」


こと。

そのままですね。


ここが難しくて、

タロット占いをしたいと思ってから

なんとなく意味を覚えられた

となるまで、時間がかかりました。

(学んだり、やめたりの繰り返しの結果)


自分に合うやり方でいけば

もっと短縮できたと

今なら思います。




壁の2つめ。


それは、リーディング。

引いた(出た)カードの解釈をすること。


キーワードをつかんだあとも、

どうやって読んだらよいのか

わからないことが多々ありました。


この質問をして

このカードが出た。


どういう意味?



どうやって読めば良いのか

よくわからなかったのです。


キーワードを当てはめるだけでは

解釈できないことがあります。


講座などで、

先生がスラスラ解釈し、

「なるほど〜」

と思っても、

(ノートにメモしても)覚えていられないので、

私の場合は

「パターンに合わせたリーディングを真似していく」

方法は身につきませんでした。




3つめの壁は、

直感での読み方がよくわからなかったこと。


直感なのか

自分の頭で考えたことなのか。


直感で読むとは

一体どういうことなのか?


自分の直感を信じることができなかったことも

なかなか前に進めない理由となっていました。






ではこの壁をどうやって崩していったのか。


1つめの、意味を覚えること

については

私はいくつかのキーワードと

カードが持つイメージを覚えました。


キーワードについては、

「何回も見る」

という単純なやり方でした。



最初の頃、

何から手をつけたら

タロットを使えるようになるのかわからず、

私はまずキーワードから入ったのですが、


全体のイメージをつかんでからの方が

効率的だと

後から思いました。


先にイメージをつかんでから、

キーワードを添える方が

頭に定着しやすいです。


そして、

「絵をよく見る」

これがとても重要です。


言葉だけを取り上げるのではなく、

必ず

絵を見て

そこに紐付けていく。


絵が先

言葉はあと、

といった感じでしょうか。



愚者について書いたページ



1回2回では

きちんと覚えられなくてもOKです。


何度も見ているうちに

意味が入ってきます。


繰り返しますが、

絵が大事です。


絵を見て、

カードのイメージを覚えて、

そこにキーワードがのってくる、

そんな感じです。


自分の経験や

身近な人の例に結びつけるのもよいかもしれません。


愚者であれば、

自分にとって

「自由」

とはどんな意味をもつ?

どんな状態?

愚者のように過ごしていた時期はあっただろうか?

愚者のように過ごすとしたら

どんな感じだろうか?

などと考えてみたり、


あの人

愚者のようなところがあるかも、

と周囲の人にあてはめてみたり。


カードとの距離を縮めていく。

カードと仲良くなることにも

つながります。


無限の可能性がある状態って

素晴らしいと思います。


ただ、愚者の足下が崖であることから、

安定した場に立っているわけではないと理解できます。


そんなカードの印象を

頭に残していく。

少しずつでも構いません。


私はそうやって

1枚1枚見ながら

イメージを覚えていきました。



それでは、2つめの壁。


リーディングについて。

これについては

実際に占ってみることが必要になります。


架空の質問に対してカードを引く、

という方法もありますが、

私はできるだけそのやり方はしないようにしていました。


直感も使うためです。


架空の質問は、勉強になる点もあるけれど、

やはり実際の質問とは違うと思います。


カードを見たときに

パッと思い浮かぶことや

なんとなく感じること。


そういうのもリーディングになります。

カードの意味とは関係のないことが思い浮かんだとしても、それもメッセージ。


私の場合は、架空の質問では

その感覚がでてこないので、

できるだけ実際の質問で練習しました。



自分のことを占うことから

まずは気軽に始めてみて、

そのうち

友人・知人のことを占うのが

よいかと思います。


その時に、

あとから見返せるノートやメモを残すのをオススメします。


リーディングした日時。

カードに質問した内容。

引いたカード。

自分の解釈。


少なくともここは書いておきたいですね。




リーディングについては、

実際にやっていくしかない

と思っています。


占い能力が高い方は別ですが、

私のように

なかなかできない人には

練習というか経験は必要です。


カードを見たときに

あなたが何を感じたか。

覚えたカードのイメージと

どう結びつきそうか。


まったく結びつかないときは、


その質問に対して

カードは


「(そのカードの)イメージ・キーワード」

を大切にして

と言っている。

そこがカギだと言っている。


と受け取り、メモしておきましょう。




3つめ。

直感について。


まず、直感は誰にでもあるものです。



「私は直感も使ってカードを読みます。

私は自分の直感を信じます」



と決めて

思いこむことが大切になってきます。


カードを見たときに

パッと感じたこと。

ふと思い浮かんだこと。


そういうものがあったら、

リーディング練習の時に

メモしておきましょう。



あなたの直感を

あなたが信じる。


カードを見ながら

時間をとってみてくださいね。




ここまでお読みいただき、

ありがとうございました。