こんにちは
今日もご覧いただきありがとうございます♡
元中学校特別支援学級主任教諭 33年の経験から
あなたの悩みを解決に導く 柳 弘子 です!
中学校の部活動についての記事が続いています。
今日は、私の支援学級でやっていた
部活動について書きますね。
私の学級では独自に
「チャレンジ部」という部活をつくり
支援学級の生徒だけで
週1~2回活動していました。
色々なことにチャレンジするという意味で
そう名付けました。
もちろん、学校内の部活なので
通常学級にも募集しましたが
結局は誰も入部しませんでした。
「チャレンジ」ということで
実際は授業でやらないことを中心に
「一つのルールに従ってみんなでやる」
ことを目的としていました。
トランプ
かるた
パズル
人生ゲーム
百人一首
絵を描く
ドッヂボール
卓球
ドロケイ
バスケットボール
季節により料理・・・
支援学級の生徒は、通学にバスや電車等の
公共交通機関を使っている場合もあり
それぞれの家が遠く
普段、友達の家に行ったり来たりできないことが多いです。
ですから、授業では経験できない
「みんなで遊ぶ」ことを行います。
活動日には、部長・副部長・書記が前に立って
その日何をやりたいか意見を聞きます。
以前は全員で1つのことをやっていましたが
生徒たちの得意・不得意や興味の幅が広くなり
2~3種類に分けて、やりたい同士が集まり
自分たちが決めたルールの中で
楽しんでいます。
トランプはババ抜きや七並べなどを
好んでいます。
実は、トランプは数学の勉強にとても役立ちます。
同じ数字を合わせる
数の順列が分かる
I君やJさんはババ抜きですぐに負けてしまいます。
それは、他人に見られないように
カードの数字を隠して持つことをしません。
隣の友達は、盗み見をしなくても
しっかりそれが見えています。
そういう時は、私たち教員がI君やJさんの隣で
カードが見えないように補助します。
人生ゲームなどのすごろくは
ある程度文章を理解できればできます。
お金のやり取りがあるので
これも結構数学の勉強に役に立ちます。
どうしても絵を描きたいK君とL君
仲間と遊ぶことを目的としている部活なので
どうしたらいいか考えさせました。
その結果、2人で「○○しているところ」
とテーマを決めて1枚の絵を完成させました。
終了時間5分前になると
部長が声かけをして片付けと感想発表です。
部長・副部長・書記が前に出て司会をして
一人ずつ 例えば
「今日はLさんとMさんとNさんとOさんと私で
トランプのババ抜きをやりました。
一度も勝てなかったけれど、とても楽しかったです。」
などの感想を言ってもらいます。
そして最後にチャレンジ部担当の教員から
コメントして下校。
中学2年生のP君は、自閉傾向が強く
家に帰るといつも自分の部屋にこもり
絵を描いたり工作したりしていました。
ところが、1年生からチャレンジ部を続けて
友達と関わることに慣れてくると
家でも、自分から友達のことを話すようになり
チャレンジ部を楽しみにしていると
お母さんから報告を受けました
能力に幅のある生徒集団なので
うまくできる子はできない子に対して
イライラしたり
また、できないところを利用して
フェアーでないことをしたり
トラブルもよく発生します
でも、そういう時こそ
人との関わりや伝え方を学ぶチャンス
と、とらえています
新しい環境で、何か心配なことがあるお母さん
どうやって先生に伝えたらいいか困っているお母さん
子ども達に効果的な指導するには
どうしたらいいかと悩んでいる先生
保護者とうまくコミュニケーションが取れず
困っている先生
一人で悩まずに、話しにいらっしゃいませんか
話すことにより、いろんな方法があることを知ることで
みなさん、スッキリして帰られますよ
まずは、LINE登録をお願いします。
LINE登録していただくと
無料個別相談(60分)の
プレゼント実施中です
最後まで読んでくださり、ありがとうございました♡