こんにちは!

頑張っているお母さん

頑張っている先生を応援する 柳 弘子です

 

勇気づけ勉強会ELM講座 / ひろカフェ

 

 

 

熱海を応援しています。

 

 

夫も中学校の教員で

運動部の顧問をしています。

 

春・夏・秋・冬の大会の他に1年生大会などが

年間に組まれていて、休日も練習

 

GWも前半は練習で後半は大会

 

夏休みもお盆の頃に休みを取るだけです。

 

しかし、昨年と今年はコロナ禍で

ことごとく大会はなくなっています。

 

 

夫も体力的には休めるとありがたいと思っていますが

すぐ負けるのも情けないし・・・

チームも強くしたい・・・

 

教員の働き方改革における部活動のこと

そんな簡単にはいきませんね。

 

 

部活動といえば

支援学級の生徒も参加します。

 

ただし、通常学級の部活に参加するとなると

かなり厳しいです。

 

 

小学校では放課後のクラブ活動の時間

先生がぴったり張り付いて指導をしているから

支援学級の児童も楽しく参加できることでしょう。

 

ところが中学校では小学校のそれとは違います。

 

全て個人で責任をもって動かなければなりません。

 

 

 部活動黒板で予定を確認する

   → 時間と場所が変更になっている場合もある

 

 練習試合や大会の詳細を理解する

   → 集合場所・時間・持ち物など自分で管理できるか

 

 体力的に練習についていけるか

   → 小学校時代いくら運動ができても

     中学校で行う練習はかなりきついから

 

そして、なんといっても大切なのは

部員との関係です。

 

本人を理解してフォローしてくれる場合は幸せです。

 

でも、中には見下したり、いじわるしたりする

生徒も少なからずいます。

 

また、本人の特性から

それをもとにトラブルが起きる場合も

少なくありません。

 

そういう部活内の問題を処理するのは

部活顧問の役割です。

 

ところが、小学校と違い

部活顧問が四六時中

部活にべったりついている

ということは不可能です。

 

 

もちろん、私たち支援学級の教員も

何か問題があったときは協力はしますが

直接に関わっていないし

部活内のことなので関わり方がとても難しいです。

 

また、顧問の先生達も

全く知らない支援学級の生徒を

一緒にみることは「自信がない」と。

 

でも、どうしても・・・という生徒に関しては

顧問の先生にお願いして

仮入部させてもらうこともあります。

 

どうしてもサッカー部に入りたいと思っていたS君

 

2回ほど参加したところでギブアップ

 

もちろん体力や技術に関してもそうですが

元気なサッカー部の集団の中には

圧が強すぎて入っていけない。

 

もともと大きな集団が苦手だから

小集団の支援学級に入学してきたのです。

 

仕方ないです。

 

でも、仮入部を経験して初めて自分で納得出来ました。

 

 

以前、R中学校に勤務している時

同じ支援学級の先生が

陸上部を持っていました。

 

その時は、支援学級の生徒を

自分の部活動に参加させていました。

 

当時は、体力的にも精神的にも

その生徒ならついていける

という判断によって参加を許可されたのです。

 

 

文化部の場合は

これとは少し変わります。

 

以前には、図書部・美術部・家庭科部

に所属していたことがあります。

 

静かに本を読んだり

漫画を描いたり

お菓子をつくったり

1週間に1度くらいの

ゆっくりしたペースでなら

やっていける生徒もいました。

 

ただし、この場合も

ある程度コミュニケーションがとれて

基本的生活習慣ができている生徒でないと

トラブルが起きる可能性があります。

 

 

ですから、入学時に

「通常学級の部活に入部を希望する」生徒に関しては

本人にも保護者にも現実面をしっかり話します。

 

そして、支援学級独自でやっている

部活動に参加するよう促します。

 

 

生徒も保護者も1年間中学校生活を経験すると

周りが見えてきて

2年目からは通常学級の運動部に

入部希望しなくなります。

 

 

まずは支援学級という小集団の中で

コミュニケーションを学び自信をつけ

それから少しずつ大きな集団の中へ

進んで行くということも

彼らにとってはとても大事です。

 

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