こんにちは 柳 弘子です
今日は真冬の寒さ!
何と最低気温と最高気温の差がほとんどないようです。
さて、昨年と同じ保育園からご依頼を受け
保護者向けと職員向けの研修会を行いました。
私は中学校特別支援学級の教員をしながら
「日常生活における個の善性表現」と定義とする
パフォーマンス心理学®を佐藤綾子先生の元で学び
(自分を上手に自己表現する方法)
エグゼクティブ・パフォーマンスインストラクターの資格を得ました。
そして、学校の教育活動では
生徒たちに
「どうしたら自分を上手に表現できるか」
を指導してきました。
また、パフォーマンス心理学®と関わる中で
アドラー心理学にも出会い
(有)ヒューマン・ギルドの岩井俊憲先生の元で
「勇気づけ」で
いかに自分もその周りの人も幸せにできるかを学びました。
保護者の方々と手を取り合い
健やかな成長を願いながら
思春期真っ盛りの子ども達と過ごしてきた経験が
少しでも若いママたちのお役に立てればと思っています。
ただし、学校現場の中では実際のところ
自分の描いた理想だけでは片付けられないことも多々ありました。
そんなことも少し取り入れながらの講演会&研修会です。
「相手も自分も幸せになるコミュニケーション」
今年のテーマは「上手な怒り方」
○ 怒りの感情は、自分が主導権を持って、相手によって出したり引っ込めたりして使ってい
るので、自分でコントロールできる
○ 怒りの相手は、ほとんどが他者だが自分の場合もあり、その目的はアドラー心理学によ
れば次のようになる
① 相手を支配したい
② 主導権争いで優位に立ちたい
③ 自分の権利を守りたい
④ 正義感を発揮したい
○ 怒りは二次感情で、その前には一次感情がある
○ 怒りの感情を出すと、相手との関係が悪くなる場合が多いので、自分の一次感情に気
づき、それを相手に伝えていく
○ I(アイ)メッセージで伝える
【感想】
・講演会、とても勉強になりました。早速、主人に話して、みんなでがんばろう!と話し合いま
した。
・まだ小さい息子に怒ることも何もないですが、今後きっとカッとなってしまう場面も出てくるの
だろうなぁと思っていたところでした。講師の先生のお話を帰宅後の夫と共有し、なるほどね
と話しました。考える機会と情報はとても大切です。いただけたことにとても感謝!どうもあり
がとうございました。
・Iメッセージのお話は例文で出していただいて、分かりやすく、すぐにでもやってみようと思い
ました。子どもは親をこえる時が必ず来るから、怒りで押さえられるのは小さいうちだけとい
うお話ももっともだなと感じました。親子であれど「ありがとう」が自然に出てくるような関係で
いられるためにも上手に自分の怒りをコントロールしながら、子育て・保育楽しんでいけるよ
うにしたいです。
・子どもを叱る時、YOUメッセージになっているなと改めて感じた。子どもに対して支配的な怒
り方では、お互いの関係性も良くならず、悪循環にもなりかねないと思う。「怒り」という感情
と上手く付き合っていきながら「Iメッセージ」で伝えるということを改めて心がけながら、子ど
だけでなく、友人や家族、周りの人と関わっていきたいと思った。
お子さんも一緒で短い時間でしたが、とても有意義な時間でした。
それにしても、みんな本当にいい子ちゃんたちでした!