こんにちは 柳 弘子です。
年度の始まりだし、気持ちもあげていこう!と
春らしい服を着て行きます。
でも、4月は結構寒くて、おまけに雨も多いんです。
そして、学校というところは寒いんです!
暖房をつけるといいですが、廊下に出ると本当に寒いです。
常に防寒に気を配っています。
私が勤務していた特別支援学級は知的障がい学級でした。
自分の子どもの発達について心配のある保護者が、
地域の就学相談の窓口を訪れます。
そこで、専門家による発達検査が行われ、医師の診断、
相談員からの聞き取り、小学校の先生からの所見、
本人の行動観察など、たくさんの資料を集めた後、専門家と
各校から就学相談委員に委嘱された教員が集まり、会議を行います。
一人一人の子どもについて、この子がどの場所・どんな環境でなら
適切な教育を受けられるかを、保護者の要望も踏まえながら
話し合います。
その子が、この環境で、こんな教育を受けて、こう成長して欲しいな
という希望を持ちながら・・・
それは
通常学級なのか
通常学級に通いながら、通級学級に通うのか
特別支援学級なのか
特別支援学校なのか
早く判定が出せる子どももいれば、1人の子に2時間くらい
かかる場合もあります。
「学習のことを考えたら、こちらの環境でしょう。」
「でも、生活力を考えたら、もっとゆったりした環境の方がいいですよ。」
色んな観点から話していくので、会議はよく白熱します。
勤務時間内に終わることは、まずありません。
でも、中学校3年間は、心も体も大きく成長するとても大切な時期です。
その子ども達の大事な3年間を、いかに楽しく、有意義に過ごせる場所・
環境はどこなのか、みんなで一生懸命考えます。
判定を出す私たちの責任は、とても重大です。