第28回 全日本スノーボード選手権大会【前編】 | 『あらきちキャプテンおとー』的滑投生活のすすぬ。。。

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スタート10分前!道具を信じる。。。 1分前!自分を信じる。。。 1秒前!女神を信じる。。。                                   ボクは、アルペンスノーボードのレースが好き!

「キャベツ?フッ!ありゃ虫の喰いもんだ。。。」


おとぉ~です。。。レースが好き。。。アルペンスノーボードが好き。。。


ど~もexclamation



結局。。。

全部のコメントに。。。


返事を書き。。。

自分らしな。。。

と思う。。。



雪白熊きんぐ(おとぉ~)雪

ヨハネ・クラウザーⅡ世


です。



金曜日、第28回全日本スノーボード選手権に行ってきた。

木曜の夜、慣れない代車を運転し、会場である車山高原についたのは、

日付が変わった深夜2時前でした。

狭い荷台に寝転び。。。

翌日に備え仮眠をとった。

慣れない代車の狭い荷台。。。

落ち着かない。。。

眠りが浅い。。。

雨がうるさい。。。

寂しい。。。

なんて事を考えながら、

『わ』 

ナンバーの車で、一人寂しく眠った。。。

明け方目が覚めると、雨は止んでいた。

慣れない車と狭い荷台で、慢性的な腰痛を抱えるボクの腰に、

若干の違和感があった。

でも、気にしないことにした。

ゲレンデに出た。

雪がない。。。

そして、雪質はバシャバシャのボコボコ。。。

アップは、軽く流す程度でとどめなければ、恐らく腰がもたないだろう。

かるーーーく

流す程度のアップ。

体が余り温まらない。

1人裏山へ行き、300m位ハイクアップしてみた。

調子が悪いのを人に見せると、

いろいろ聞かれて、それがかえってマイナスの自己暗示になりそうだから。。。

1人で、山を登った。。。

体が熱くなってきた。

そして、インスペクション(コース下見)に向かった。

インスペクション1本目。。。

第一印象は、

『簡単過ぎて何もわからない。。。』

って感じがした。

コースセッターの意図するところを。。。

簡単に見えるセットの、隠された裏側を探るが、

本当に何もわからなかった。

インスペクション2本目。。。

念入りに注意してインスペしたけど、

『わからない。。。』

唯一わかったことは、

スタート、急斜面、緩斜面、ゴール

の雪温くらいだ。

デジタル雪音計を握りしめ、

各地点の雪の温度を計った。

今回のコースは、急斜面が4旗門位→中斜面2旗門位→長い緩斜面

だから、緩斜面で板が良く走るように、その地点の雪温をメインにWAXを塗った。



【1本目】 

皆、2旗門目で喰らわされてる。。。

硫安(雪を固める塩のような薬品)で、ガキガキに固まり。。。

ボコボコに掘れてるところで、皆やられてる。

時間が経過するごとに、

やられ確立が上がってきてる。

そして、2旗門目でズラす選手が増えると共に、

更にバーンは荒れてきた。

「さてと。。。どうするか。。。」 

と、形式的に自分に問いかけるが、

んなもの答えは決まってる。

姑息な技を使うために、車山へ来たんじゃないっす。

自分がやれる事を。。。

やるべき仕事を全部出し切るために、

ここに来たんです。

決して頭の良い方法ではないけど、

ボクはいつもそう。。。

いつ。。。

なんどき。。。

どんなバーンでも。。。

『フルカーブの全ギリ!』 

そして、それを見る多くの人は、

『あいつバカじゃねーの。。。』 

という。

でも、それでいいんです。

それで、ぶっ飛んでも後悔ないっすから。。。

スタートして、ゴール。。。

ボクのレース人生の中で、非常に珍しいことが起きた。

ボクは、いつもレース中の出来事は、

すっごく克明に覚えてる。

「11旗門目に輪ゴム(旗をポールに掛ける為に使う)が2本落ちてた」

とかね。。。

でも、

この1本目。。。

内容を余り覚えてないんです。

なぜなら。。。

すっごく焦って滑っていたからだと。。。

頭の中のイメージでは、5回位転倒し、

何度も、雪の吹き溜まりに捕まったので。。。

要するに、ミスだらけで、頭が真っ白。。。

首をかしげながらゴールしたくらいだ。

あーーーあーーー。

と、思いながら、電光掲示板を見上げると、

38秒22。。。

あれ?

そんなに悪くなさそうだ。。。

下で、見ていた人にタイムを訊ねると、

「ナイスラン!」

「5位か6位じゃない?」

「相変わらず、気迫が漲った滑りだね」

とか、うれしい回答が返ってくる。

運に救われた。。。

こんな事ってあるの?

要するに、ボク以上に皆もミスが多かったということだ。

結局、1本目のリザルトは4位。。。

まじ?

マジ?

すげーじゃん。。。

いやー全日本でこんな好位置に。。。

苦手な緩斜だし。。。

そして、一瞬だけ。。。

ほんの一瞬だけだがよぎってしまった。。。

5位以下とのタイム差は、タイトではあるが、さほどでもない。。。

だから、ちょっとだけクレバーな滑りをすれば、6位入賞?

だめでも、来年のシード権獲得?

なんて、バカなこと思ってしまった。

4位に驚いちゃって。。。

でも、直ぐ改めた。。。

常日頃から自分に言い聞かせている事を思い出す。。。

『自分がやるべき事をやるだけ。。。
それ以上も以下も無い。。。』

『自分がやるべき事を全てやれば良い。。。
それ以上も以下も無い。。。』  


そして、思った。。。

「なにひとつやれてねーじゃん。。。」

「順位?カンケーなくね?」

「4位なんかクソじゃね~か?」

「1本目は、運に救われた。。。」

「ただ単に、周りがオレよりミスが多かっただけじゃねーの?」

「棚ボタ4位。。。」 


すると、

「やるしかねーな。。。」

「わかってる。。。」

「まかってますよ。。。」

「よーくわかってます。。。」

「2本目は、自分の力で滑る!」 


と、誓った。。。

続く。。。




いろいろ聞かれて、それがかえってマイナスの自己暗示になりそうだからと、1人で山を登るおとぉ~。。。

また全国の読者を泣かせる日記な予感~。

はたから見てもすごい荒れ荒れボッコボコでしたね。
そうなるのわかってたからセットは簡単にしたんかな?
私レベルやと、何度インスペしても簡単か難しいかの判断がつかんやろけど。。。

後編が楽しみで~す手(チョキ)

>ゆゆさん
そんな大袈裟なものじゃないです(笑)

恐らく、午前様子見て、午後どうするか?
って感じだったのでは?

2本目は、6旗目までストレートだけど、以降の旗門は、振ってきた。

6旗目までストレートに行ってる人は、やっぱやられてたもんね。。。

>まっつんさん
明日載せます。