孤高の一本桜と呼ばれる虎尾桜が
満開ということなので
上野登山口を起点に虎尾桜から
鷹取山(標高631m)を周回しました。
山中にあるにもかかわらず
虎尾桜は大人気で
広い登山者用駐車場に
順番待ちが出るほど
たくさんの人が訪れていました。
数年前、病み上がりのため
駐車場から約300m歩いただけで、
ギブアップして断念しました。
当時はほとんど歩けませんでしたが、
今ではあちこちの山に行けるまでに回復しました。
当時のことを思うと、感無量です。
(現地解説板より)
私たちの町の象徴植物
虎尾桜(和名:エドヒガン)
虎尾桜は、エドヒガンという種類の桜で
高さ17m、胸高周囲3.8m、推定樹齢600年
県下最大のエドヒガンといわれています。
4月上旬に深紅色の花をつけ、
満開時の景観は実に見事です。
私たちの町のシンボルとして
大切にしましょう。
平成8年1月 赤池町
(以上、解説終わり)
虎尾桜は国定公園福智山の中腹、
標高約400mの杉木立の中にひっそりと立つ
一本桜(幹囲3.8m 高さ16m 樹齢約600年)です。
この桜は、地元の熱意で枯れ死寸前から蘇り、
見事な花を咲かせるようになりました。
日本の名桜100選にも選ばれています。
福岡県下最大のエドヒガン(江戸彼岸)で、
エドヒガンの和名は
江戸で彼岸の頃に咲くことに由来します。
エドヒガンは木ごとに花の色が違うのが特徴で、
この虎尾桜は、濃いピンクの花を咲かせます。
野生種であるエドヒガンは花が多く咲く特性から
多くの栽培種の母種として使われ、例えば
ソメイヨシノ(染井吉野)の母種となっています。
(染井吉野は江戸彼岸と大島桜の交配種)
エドヒガンやソメイヨシノのような桜の種は、
葉が出るよりも先に花が咲きます。
このような種は、「葉」がない
⇒「歯」がないことから
花の盛りに葉がない桜を、歯のない姥にかけて
姥(ウバ)桜と呼びます。
ウバ桜と云えば、年甲斐もなく若作りしている
女性という印象ですが、本来の意味は、
女盛りを過ぎても、
美しさや色気が残っている女性のことで、
美魔女のことを指します。
ウバ桜というのは、本当は褒め言葉です。
妻はもちろんウバ桜です。
石田ゆり子さんもウバ桜ですね。
虎尾桜
鷹取山頂
#虎尾桜