犬ヶ岳下山後、求菩提温泉卜仙の郷で汗を流しました。

原則、営業は土日のみの日帰り温泉施設です。

 

泉質はアルカリ性単純泉温泉で、

露天風呂からは霊峰求菩提山が眺められます。

 

施設名は、求菩提山を開山したという

猛覚魔卜仙に由来しています。

 

(現地案内板より)

求菩提温泉 卜仙の郷(ぼくせんのさと)

古文書「求菩提山雑記」に、

「豊前国求菩提山は神霊奇瑞を

示し給う山にして、往古は夜毎に金光起こりて

秀峰を照らす」とあります。

これは、かつて求菩提山が

火山であったことを物語っていて、

その噴煙・噴火の現象を不思議がったり、

恐れたりする気持ちから人々のこの山への信仰が

出発したものと想像されます。

さて、同文書には猛覚魔ト仙という人物が登場します。

「もうかくまぼんせん」とも

「たけるかくまぼくせん」とも読みます。

猛は強いということ、覚魔は聖者、

卜仙は呪術者を意味するとされ、

なにやら渡来系の宗教者を思わせます。

卜仙は、西暦526年、金光をたずねて

求菩提山に登り、神が降臨する吉兆を感じて

山中に大己貴神(おおなむちのかみ)を祀る

祠を建てたとされます。

 

また時を同じくして、犬ヶ岳に

凶暴な8匹の鬼がいて、国家に害を及ぼすので、

卜仙が、これを退治し、その鬼の霊を甕に

封じ込めて人々を安心させたとも伝えられています。

 

こうして卜仙によって信仰の山としての

求菩提山の歴史が始まります。

やがてわが国に仏教が伝来して、

山内に護国寺が建立され

平安末期(12世紀)には、

天台宗の僧・頼厳(らいげん)によって

修験道がもたらされ、

「一山五百坊」と言われて、

求菩提山は九州を代表する一大修験道場となるのです。

求菩提資料館

恒遠俊輔

(以上、解説終わり)

 

 

犬ヶ岳は古くは威奴嶽と云い、

八匹の鬼がいて、村人を困らせていたところ、

猛覚魔卜仙が鬼を退治したとされます。

卜仙は修験者(山伏)で

修験者は厳しい行を克服することで、

神通力を得ると考えられていました。

 

私も厳しい修行によって

女湯を見ることができる神通力を

得ることができるのでしょうか?

 

 

求菩提温泉「卜仙の郷(ぼくせんのさと)」

https://www.city.buzen.lg.jp/kanko/tomaru/bokusen.html

 

 

#豊前市 #求菩提温泉 #猛覚魔ト仙

#卜仙の郷

九州百名山を巡る後輩一行を案内して

20日、犬ヶ岳を周回しました。

メンバーに女性がいると、次から次に

お菓子が出てくるので感動します。

ルートは、ウグイス谷、笈吊岩、釈迦岳、

最高峰の甕ノ尾(標高1130.9m)、

大竿(私と同じですね)峠、鈴の中尾、

夫婦淵、恐淵です。

 

降水確率0%だったのに、天気は

小雨混じりのガスでした。

 天気がよくないので登山者が少なく、

単独行の女性と求菩提山まで縦走する

ご夫婦だけでした。

 

途中、登山道にマムシがいましたが、

私の股間の毒マムシに恐れおののいて

逃げていきました。

 

犬ヶ岳は求菩提山の奥宮で

山中には修験道の窟が点在しています。

求菩提山の峰入りのルートでした。

 

笈吊岩(おいづるいわ)は切り立った安山岩が

屏風のように連なっています。

笈吊岩の地名は、修験者があまりの険しさに

背負っている「笈」(四角い箱のようなもの)を背から下し、

紐で吊るして引き上げたことに由来しています。

 

私が初めて笈吊岩を登ったのは中学生の頃で

当時は今のようなステンレスの鎖が

設置されていませんでした。

転落死亡事故も発生しており、

無理してよじ登る年齢でもありません。

今回は岩が濡れているので。

1コースではなく2コースを選択しました。

 

 

笈吊岩付近には、吉祥寺、地蔵窟があり

修験者の行の場でもありました。

修験者は厳しい行を克服することで、

神通力を得ると考えられていました。

 

修験者の末裔である私は

加持祈祷による調伏や

病気・災難払いはできませんが、

繁華街を飲み歩く厳しい修行の結果、

女性の心を操る力を得ることができました。

 

峰入りではなく、金要りです

 

笈吊岩

釈迦岳

(現地解説板より)

犬ヶ岳周辺の植生

犬ヶ岳では、下部の谷沿いを中心にスギ・ヒノキの

人工林が分布しています。

自然林としては、犬ヶ岳山頂を中心とする主稜線に

ブナ林が広がっています。

また、経読は林道上部の岩の多い谷筋には

シオジ林も残っています。

ブナ林の伐採後に生じる二次林として、

大竿峠から一ノ岳にかけてはミズナラ林、

恐ヶ渕コース沿いにはシデ林が残っています。

また、一ノ岳から野峠方面に下ると

モミなどの混じるアカガシ林が見られ

尾根筋の痩せ地にはアカマツ林が残るなど、

犬ヶ岳周辺では多様な植生を

観察することができます。

環境省・福岡県

(以上、解説終わり)

 

(現地解説板より)

鈴の中尾(篠の中尾)

山伏が入峰修行する際に着る法衣のことを

鈴懸(篠懸)と言います。

入峰修行する山伏の鈴懸の袖が、

犬ヶ岳中腹一帯に生えている篠にかかることから

この辺りを「鈴の中尾」と呼ぶようになったそうです。

また、付近の谷は夫婦渕と呼ばれており

谷筋には美しい滝がかかっています。

環境省・福岡県

(以上、解説終わり) 

 

マムシ

 

 

 

#犬ヶ岳 #笈吊岩

 

身体がなまったので、17日、簡単に登れる

許斐山(標高270.8m)に向かいました。

平日にもかかわらず、

常連さんで賑わっていました。

常連さんのほとんどは高齢の登山者です。

私は、手術前は低山を軽く見ていましたが、

今ではちょうどよくなりました。

まだまだ加齢に抗わないといけませんね。

 

 

許斐山は例年、ヤブミョウガ(藪茗荷)、

スズムシバナ(鈴虫花)、ハグロソウ(葉黒草)

ヤマジノホトトギス(山路の杜鵑)の

シーズンですが、今年はハグロソウやホトトギスは

影も形もありません。

どうしたのでしょうか?

目当てのスズムシバナの花も終盤で、

株の数も少なめです。

 

スズムシバナは、近畿以西・四国・九州から

朝鮮・中国にかけて分布する

キツネノマゴ科の多年草です。

淡紫色の花は朝に開き、午後には散ります。

福岡県ではRDBカテゴリ

準絶滅危惧に指定されています。

和名は、鈴虫がリーンリーンと鳴く頃に

咲くことに由来します。

 

 

さてスズムシバナ、マツムシソウなど

植物には秋の虫の名に由来する花があります。

 

スズムシ(鈴虫)はリーンリーン

マツムシ(松虫)は、

チンチロチンチロチンチロリンと鳴きます。

他の秋の虫では、

エンマコオロギ(閻魔蟋蟀)は、

ピリリリリー、

クツワムシ(轡虫)は、

ガチャガチャガチャと鳴きます。

 

もしコガネムシ(黄金虫)が鳴くのなら、

チリンチリン、

カメムシ(椿象、亀虫)ならチンチン、

タマムシ(玉虫)ならブーラブラ

と鳴くのでしょうか?

 

 

チャンチャン

 

ヤブラン

 

尾立山頂

 

スズムシバナ

 

 

 

#許斐山