ミヤマウズラ(ラン科)のシーズンなので、

河内貯水池から皿倉山(標高622m)に登りました。

 

 

(現地解説板より)

帆柱自然公園のあらまし

帆柱自然公園は、皿倉山を中心に

権現山、帆柱山、花見山と

河内地区から成る景勝地で

「北九州国定公園」「北九州自然休養林」

として指定され、北九州百万市民の憩いの地と

されているばかりでなく、

学術上も貴重な公園である。

この山地を構成する主な岩石は、

粘板岩、変質凝灰岩、角閃珍岩である。

粘板岩は、今から9千万年~1億年前の

白亜紀に形成されたもので、

厚い層となしており断層褶曲による乱れや、

火成岩の貫入などによって

複雑な構成を示している。

山地の大部分は、スギ、ヒノキ、クロマツ等の

植林地であるが、特に権現山北側のスギは

「皇后杉」と称せされ、旧藩時代に植えられた

貴重な人工林である。

北側登山道周辺は、保安林として

保護されてきた天然林で、

広葉樹がよく繁茂し、またこの一帯は

シダ、コケの種類が多いことで有名である。

植物が豊富であるため、昆虫の種類も多く、

これまでに蝶72種、蛾1,000種、

甲虫その他約1,500種が確認され、

また、日本で最初の蛾3種が発見されている。

広葉樹に恵まれ、また九州北端に位置し、

渡り鳥のコースに当たっているため、

鳥の種類も多く、これまで留鳥27種、夏鳥14種、

冬鳥27種、旅鳥1種が確認されている。

また、神功皇后の伝説にゆかりのある、

皿倉山、帆柱山、神仏習合時代の信仰伝承のある

権現山、中世山城跡の面影をとどめる花尾城址や、

帆柱山城址などの多くの史跡があって、

かずかずの伝説や史話を今に伝える。

なお、皿倉山には、野口雨情や北原白秋の文学碑のほか、

昆虫碑なども建てられています。

      北九州市

      帆柱自然公園愛護会”

(以上、解説終わり)

 

 

国定公園に指定されている山頂には

地元放送局のテレビ・FM送信所や、

新聞社、電力会社、警察庁等の無線基地局が

建てられ、アンテナ群が林立しています。

皿倉山頂は中世、多良倉城が築かれていましたが、

城跡の遺構は破壊されるだけではなく、

アンテナ建設のために山頂は削平され

標高が低くなっています。

 

マスコミは自然破壊、地球環境保全を叫ぶのですが、

自ら文化財を破壊し、

景勝地に構造物を建築することは

許されるのでしょうか?

いつも疑問に思います。

 

 

コミとつく言葉にいい内容はありません。

マスコミを始め、タレコミ、レディコミ…

 

呼び込みのおにーさんのコミコミほど

いい加減な言葉はありませんね。

 

皿倉山頂

 

ヒゴタイ

 

ミヤマウズラ

 

 

 

 

#皿倉山 #ミヤマウズラ