酷暑なので直射日光の下で歩きたくないし、

沢沿いの道では虫が襲ってくるので、

ピークハント目的で障子岳(標高750.8m)に

軽登山しました。

 

宇曽嶽神社駐車場の林道終点広場まで

ナビに従いましたが、最小限の有料区間を

通るルートを選択した結果、

訳わからない道路を走行し

時間的にかなりロスしてしまいました。

 

宇曽嶽神社は宇曽山(標高644m)山頂に鎮座し、

祭神は火之迦具土神です。

 

 

(現地解説板より)

宇曽嶽神社由来顕記

御祭神 

軻遇突智神(迦具土神)山頂奥御殿

倭武尊(白鳥社)中御殿中央大石室

日向国宇戸大明神絵像並びに香取祖師

(白鳥社向って右の小石室)

鞍馬山多聞天張山坊(白鳥社向って左の小石室)

 

御祭神中、兵法士第一の尊崇の御神、

宇戸大明神並に香取祖師、鞍馬山大天坊

分霊張山坊は、義経以来源家守護の

御神霊にて、新田家南朝の中心密監使

天台阿者利、江州佐々木家末葉

森永左近照盛守護せしを当郷々士

廣瀬一徴斎、庄屋橋本太郎右衛門、

相共に信仰の尊神なるをもって、

寛延2年6月、峻険なる霊峰、宇曽山頂に

これを勧請するや一連の尾根にて連なる英彦山、

尺間山と共に山伏達の尊崇修験の場となる。

これら修験者達は法螺貝を吹き、

錫杖をつき鳴らし、一本歯の下駄に

身を委ねて護摩を焚き、女人禁制のもと

厳しい修行に耐え、近郷に下っては、

その「行」の力と「神の霊験」とによって

村人達に「根性」と「気力」を与えて病を治し、

殊に子供の「疳の虫」を立ちどころに治癒せしめて

人々の尊崇を一層高めた。爾来、いまもなお、

宇曽嶽神社は「子供の虫封じ」と

「気力・根性」の神として単に九州のみならず

遠く京都をはじめとする近畿、中国・四国に

至るまで、広く崇敬者を擁し、

春の中日(春分の日)、秋の中日(秋分の日)、

5月の子供の日のそれぞれ大祭日には

門前市を為す賑わいである。

 

大祭日

3月   彼岸中日祭(春分の日)御本宮

5月3日 宵祭(憲法記念日)下宮(御降り)

5月4日 御旅所日供祭 下宮

5月5日 翌日祭(子供の日)下宮(御発ち)

9月   彼岸中日祭(秋分の日)御本宮

註記

寛延2年当時、合祀の圓福寺御本尊観世音尊像は

明治初年の神佛分離令により

元の圓福寺(焼失せる入蔵区の圓福寺跡に

建立されたる現在の小宇)に

分離独立、現在に至っている。

宮司謹白

(以上、解説終わり)

 

 

宇曽嶽神社のご利益は、疳(かん)の虫封じです。

疳の虫とは、夜泣き、かんしゃく、

ひきつけ、ぐずりなど乳児の異常行動のことです。

昔は病気になるのは、すべて身体の中にいる

虫のせいだと思われており、子供がぐずるのは

疳(かん)の虫という虫のせいだと

思われていました。

 

同じように浮気の虫も、悪いのは体内にいる

虫が原因です。

悪いのは「男」のスケベ心のせいではありません。

 

もちろん私の体内には、虫はいません。

 

 

 

 

 

 

 

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