ヤマボウシのシーズンが始まったので、
雲仙岳に行きました。
雲仙岳とはひとつの山を指すものでなく
雲仙の三峰五岳の総称です。
普賢岳、国見岳、妙見岳の三峰、
絹笠山、高岩山、野岳、矢岳、九千部岳の五岳で、
三峰五岳と云います。
平成新山は、この当時はありません。
今回はいつもの九千部岳ではなく、
2014年以来、久しぶりに高岩山(標高880.9m)と
矢岳(標高940.2m)に登りました。
この時期、ヤマツツジ、ヤマボウシ、
シモツケが咲き競います。
宝原園地に車を停め、まずは高岩山に
向かいました。
登山道には38本の鳥居が続いています。
(現地解説板より)
高岩山山頂
ここは雲仙の山々の中では最南端の
高岩山頂(881m)です。
高岩山は30~15万年前の火山噴火により
形成されました。
高岩山の北部には、絹笠山(879m)、矢岳(971m)、
妙見岳(1,333m)、普賢岳(1,359m)、
平成新山(1,483m)等の雲仙を代表する峰々を
望むことができ、眼下には雲仙温泉街を
見下ろすことができます。
南部には、南島原の町並みと美しい有明海に
浮かぶ天草諸島の壮大な眺めが広がります。
山頂の神社は農耕の神様を祀っており、
古くより島原半島の人々より信仰を集めています。
また、地元の民話には、高岩山に腰掛け、
地元の農民の手伝いをしていたと言い伝えられる
みそ五郎という名の大男が登場します。
現在も高岩山の山頂にはみそ五郎をかたどった
小さな像が座っています。
環境省 長崎県
(以上、解説終わり)
高岩山は、約50~19数万年前の
古期雲仙火山活動期に形成された
角閃石安山岩による溶岩円頂丘です。
高岩山はロッキーヒルと呼ばれた巨石群の山で、
山頂の一角には高岩神社が鎮座しています。
高岩神社(高岩権現)の御祭神は保食神で、
日本書紀に登場する神様です。
保食神は、陸を向いて口から米を、
海を向いて口から魚を、
山を向いて口から獣を吐き出す食べ物の神様です。
私は、お酒を飲みすぎて
口から〇〇を吐き出したことはあります。
保食神の女陰からは麦や大豆、小豆が生まれます。
でも女陰からは
愛が生まれるのではないでしょうか?
高岩神社
ヤマツツジ
シモツケ
ヤマボウシ
#高岩山 #高岩神社 #保食神