前夜の降雪で嘉麻峠が、

冬用タイヤ規制がかかったため、

目的地を金立山に変更しました。

金立山(標高501.8m)には、

多くの登山道があります。

正現(しょうげん)稲荷神社を経由しました。

天気予報では午後から晴れだったのに、

逆に雨が降り出しました。

正現稲荷神社でしばらく

若いカップルと一緒に

雨宿りを余儀なくされました。

 

正現稲荷神社は、「嶽ノ森神社」ともいい、

金立山の中腹に鎮座しています。

御祭神は宇迦之御魂神で、

社伝によると、今から約1200年前、

僧「行基」が諸国を行脚した時

「岩蔵寺」(今は廃寺)を建立した際、

寺の守護神 として京都の伏見稲荷の分霊を

勧請したのが始まりとされています。

社殿後方には巨石群があり、

御神体の磐座となっています。

古代から信仰の場であったことがうかがえます。

 

 

 

(現地解説板より)

正現稲荷神社 金立町正現岳

この神社は、金立山の中腹に位置している。

社伝によると、今から約1200年前、

僧行基が諸国を行脚した時、

この地に岩蔵寺(今は廃寺となっている)を

建立したといわれており、

その当時、この寺の守護神として京都の

伏見稲荷の分霊を勧請したのが

正現稲荷神社である。

明治2年と同34年の二度にわたる

山火事により大部分の社殿が類焼した。

その後、荒廃した社殿は信者により、

立派に造営され今日にいたっている。

神殿の背後には、露出した巨石が横たわり、

古代から山岳信仰の霊地として

その存在が知られている。

(以上、解説終わり)

 

 

稲荷神は「稲成り」「稲生り」と云い

五穀豊穣の神でしたが、

現在は商売繁盛の神として信仰されています。

稲荷神の使いがキツネである理由は、

次のようなものです。

日本人は神様が春になると

山から下りて「田の神」になり

秋になって収穫が終わると、

山に帰って「山の神」になると考えていました。

キツネも春になると山から人里に下りて

作物を荒らすネズミを捕食します。

秋になると山に戻っていきます。

だからキツネを神の使いと考えたという説です。

 

 

ちなみに私のお稲荷さんは、

神ではなく亀の使いですね。

 

私のお稲荷さんを、おねーちゃんに

拝んでもらいたいです(劣)

 

 

正現岳

 

 

 

 

 

正現稲荷神社

 

 

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