紅葉登山で英彦山に行ってきました。
往路は裏英彦山道から鹿の角(標高1071m)、
鬼の舌を経て英彦山南岳(標高1199.5m)に。
復路はケルンの谷を下り
裏英彦山道で豊前坊に戻りました。
鬼の舌と呼ばれる岩場を
ロープを頼りに這い上がると
南岳迂回路に合流し、
そのまま直進し南岳山頂に至ります。
険しい岩場の鬼の舌を下ってくる登山者と
4組もすれ違ったのが驚きでした。
南岳山頂には、伊邪那岐命をお祀りする
石祠が鎮座しています。
継体天皇の頃、藤原恒雄が修行中、
彦山三峰の北岳に阿弥陀如来(天忍穂耳尊)
中岳に観音菩薩(伊邪那美命)、
南岳に釈迦如来(伊邪那岐命)が出現したため、
三峰の頂に神祠を祀ったとされます。
各神は法体権現・女体権現・俗体権現と称され、
合わせて「彦山三所権現」と総称されました。
従って北岳は法体岳、中岳は女体岳、
南岳は俗体岳と呼ばれることになりました。
上宮の建つ中岳は、現在、立入禁止ですが、
上宮修復工事の金槌の音が
木霊していました。
休日にもかかわらず働いている職人さんに
敬服します。
さて英彦山に登った私は、女体岳というワードが
頭から離れません。
観音様のお導きなのでしょうか?
バブルの頃やC国には、
「女体盛り」という遊びがあったようですね。
南岳山頂
中岳
北岳
#英彦山 #裏英彦山道