午前中、セミナーだったので、
午後から平尾台を散策しました。
カワラナデシコ(河原撫子)、シシウド(猪独活)、
キキョウ(桔梗)、ヤマハギ(山萩)、
ノヒメユリ(野姫百合)、コオニユリ(小鬼百合)、
カセンソウ(歌仙草)、ヒオウギ(檜扇)など
夏の花が盛りを迎えています。
平尾台には秋の七草のうち
尾花(ススキ)、葛(くず)、撫子、
女郎花(おみなえし)、朝貌(キキョウ)が
咲いています。
秋の七草とは、万葉集に収められている
山上憶良の2首の歌が元になっています。
「秋の野に 咲きたる花を 指折り(およびをり)
かき数(かぞ)ふれば 七種(ななくさ)の花」
「萩の花 尾花(おばな) 葛花(くずはな)
撫子の花 女郎花(おみなえし)
また藤袴 朝貌(あさがお)の花」
奈良時代より愛でた野の花ばかりです。
七草の中で桔梗(キキョウ)は、
根の部分が生薬「桔梗根」として使われています。
桔梗の根には
サポゲニンと糖から構成される配糖体サポニンや
水溶性食物繊維イヌリンなどの
有効成分が含まれており、鎮咳去痰作用や
整腸作用があるといわれています。
特にサポニンは植物の根、葉、茎などに含まれており、
コーヒーや抹茶の苦味の成分です。
ラテン語で石鹸を意味する「サポ」が由来の
天然の界面活性剤で、鎮咳去痰作用だけでなく
抗酸化作用、免疫力向上、肥満予防、
血流改善、肝機能の向上にも効果があります。
桔梗にはサポニンやイヌリンと関係がありますが、
M字開脚のインリンや離婚騒動のユウコリンは
いったいどうなっているのでしょうか?
ミポリンは加齢により劣化してしまいました。
私には、ゼツリン、フリン、クロウニン、
シオキニンとは一切関係はありません。
#平尾台 #キキョウ