梅雨の時期に出現するキノコの女王

ウスキキヌガサタケ(薄黄衣笠茸)を見るため

仕事前に岩石山(標高454m)に出かけました。

 

赤村側が土砂崩れで通行止めとなったために

添田公園側から登りました。

 

山頂で休憩していた常連さんに

声をかけられ、1本出現していることを

教えてもらいました。

 

ウスキキヌガサタケの完全体を

見ることができましたが、

既にシデムシが集まっていました。

1時間ほどで食べられてしまうでしょう。

 

 

(現地解説板より)

ウスキキヌガサタケ(薄黄衣笠茸)

生態

初夏と秋にスギ林あるいは

カシやシイ類などが

混じった林内の地上に発生する。

胞子の分散形式についても、

キヌガサダケと同じく

粘液化した基本体が放つ異臭によって、

昆虫や陸棲貝類などの小動物を

引き寄せることによる

一種の虫媒が主となっているのではないか

と推定されている。

赤村

(以上、解説終わり)

 

 

シデムシ(死出虫)は、動物の死体に集まり、

それを餌とする甲虫です。

和名は、死体に群がってくることに由来します。

日本には35種ほどが分布しており、

岩石山のウスキキヌガサタケを食べるシデムシは、

クロボシヒラタシデムシといい、

本州、四国、九州の山地に生息し、

動物の死体や獣糞に集まります。

 

 

さて福岡の繁華街、中洲や小倉に生息し

お金に集まってくるのは

派手虫と云います。

 

 

胸糞を食べてほしいですね。

 

 

 

 

 

 

 

#岩石山 #ウスキキヌガサタケ #シデムシ