ミツバツツジが咲く岩石山(標高454m)に登りました。

井原山ほどではありませんが、

中腹以上にはコバノミツバツツジが群生しています。

山名の通り岩石山(がんじゃくさん)は花崗岩の山で

山頂付近には奇岩が露出しています。

中腹以上はコナラを中心とする二次林で、

林の中にコバノミツバツツジが点在します。

今回は、添田公園から滝コースで登り、

正面コースを下りました。

岩石山(がんじゃくさん)は、

その名の通り花崗岩の山で

山頂付近には奇岩が露出しています。

 

(現地解説板より)

国見岩・梵字岩・獅子岩

岩石城場内の馬場跡とされる曲輪の東側に

位置する奇岩群です。

これら3つすべてをまとめて

国見岩と考えられる説もあります。

いずれも花崗岩による巨大な岩です。

国見岩は、その頂から見下ろす眺望より

名付けられたと見られます。

田川市郡はもちろんのこと、

晴れた日には筑豊地方から京築地方、

周防灘まで眺めることができます。

梵字岩は、言われのごとく表面に

梵字が刻まれたことに由来します。

英彦山周辺は山伏達の勤行(修験道)の場所で、

岩石城はその途中に位置しています。

この影響で梵字が刻まれたと見られます。

獅子岩は、巨大な花崗岩の表面の風化が

獅子の横顔を思わせるため、

このような名で呼ばれたものです。

(以上、解説終わり)

 

岩石山は彦山の秋の峯入りの宿場、行場でした。

修験者の信仰の足跡として

山頂直下の国見岩には

梵字が彫られています。

 

梵字とは、悉曇(シッタン)文字と呼ばれ、

古代インドのサンスクリット語が起源で

仏教と共にアジアに広まりました。

真言宗と天台宗を中心とする密教では、

梵字の文字は「神仏を一字で現す文字」として

霊的な力が宿っていると云います。

 

ちなみに私の場合、

観世音菩薩を一字で現す文字は、

「妻」ですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

#岩石山 #コバノミツバツツジ #岩石城