神籠石が築かれた御所ヶ岳(標高246.9m)
に行ってきました。
御所ヶ谷神籠石の代表的な遺構が
中門跡です。
(現地解説板より)
御所ヶ谷神籠石
中門跡
中門は御所ヶ谷神籠石を代表する遺構です。
谷を約30mにわたって石塁で塞ぎ、
そこに城門を設けています。
城門は現在の通路部分にあったと
考えられます。
発掘調査を行っていないため、
門の構造や規模等はまだわかっていません。
門の壁は石を積んで築かれています。
特に西側の石塁は2段に造られ、
長さ18m、幅12m、高さは上段5m、
下段2mの計7mです。
下段の中ほどには排水を行うための
石樋を設けており、背面には
取水口も残っています。
石積みは直方体の石材を横方向に
目地をそろえる布積みを基本としますが、
上の方は縦方向に目地を
そろえる重箱積みが多用されています。
中門跡からは東西に土塁線が連なっています。
土塁は門の外の敵を左右から攻撃しやすいように
城外側に張り出しており、
中門が防衛に適したつくりになっていたことが
わかります。
1300年余を経た今も石積みはよく残り、
当時の土木技術の高さをうかがうことができます。
行橋市教育委員会
(以上、解説終わり)
コンクリートを使用した構造物の耐久年数は、
30年程度しかありません。
一方、天然石を積み上げる石積みであれば、
城の石積みやピラミッドは
今でも当時のままの形を保っているように
耐久年数は半永久的です。
まるで夫婦関係はコンクリート並みの強度ですね。
もちろん我が家の夫婦関係は
天然石の石積みのように半永久的で、
崩れることはありません。
これは技術の高さというより
私の忍耐力の強さの賜物ですよ。
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