嶮しい山に登る体力のない私は
しばらく低山でリハビリを続けます。
今回は、宗像市の正助ふるさと村に車を停め、
新立山(標高325.7m)を往復しました。
正助ふるさと村の名は、江戸時代の農民、
武丸正助(1671~1757)に由来しています。
宗像市史によると、正助は江戸初期、宗像郡の武丸に、
貧しい小作農の子として生まれました。
正助は「孝子」として評判となり、
福岡藩から武丸の姓と、田を与えられました。
正助の親孝行の逸話は、今でも残っています。
曇りの日、雨が降ると思った父親から下駄を履くよう、
また雨は降らないと考えた母親からは、
草履を履くように言われた正助は、
二人の言いつけを守るため、
片足に下駄、もう片足に草履を履いたそうです。
私が片足にハイヒール、片足にポケモンのスリッパで
歩いていたら、単なるバカとしか思われないでしょう。
あいつはやっぱり頭のおかしい奴だったか、
と指さされたらショックですね。
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