平尾台で野の花巡りしました。
平尾台では、8月、青紫色のキキョウ、
橙色のノヒメユリ、ヒオウギ、
桃色のカワラナデシコ、
青紫色のサイヨウシャジン、
黄色のカセンソウ、白色のシシウドなどの
色とりどりの花が
咲き競っています。
どうして花は色とりどりなのかと言えば、
他者の目を引くためです。
ただし、ヒトの目ではなく、
昆虫や鳥などの目を引くためのものです。
植物は受粉のためには、
昆虫や鳥などの力が必要です。
きゃりーぱみゅぱみゅ、フワちゃんが
色とりどりで、かつ化粧が濃いのは、
昆虫を集めるためでしょうか?
悪い虫はつきそうにないですけど。
カセンソウ
カセンソウ(歌仙草)
カセンソウは、キク科の多年草で、
平尾台では台上の
日当たりの良い草地などに生えています。
頭花は黄色で、直径3~4cmの花を
上向きに1個ずつ開きます。
和名の語源はわかっていません。
大陸系の遺存種で、京都府などでは
絶滅危惧種に指定されています。
サイヨウシャジン
シシウド(猪独活)
シシウドはセリ科の多年草で、
根は生薬の独活の原料になります。
和名は、独活(ウド)に似るが、
猪くらいしか食べないことから名がつきました。
このシシウドの密集した白色の小さな花は、
大人気で多くの虫が集まります。
蝶はあまり来ないですけど・・・
#平尾台 #シシウド #カセンソウ