英彦山下山後、ゲンカイツツジ咲く

東峰村の岩屋神社に行ってみました。

 

ピンク色のゲンカイツツジが咲く

凝灰角礫岩や凝灰岩の奇岩を巡った後に

一旦、不動尊まで下り、

そして大日社まで岩に彫られた急な石段を、

あえぎながら登り返します。

 

大日社は疱瘡岩の石崖に建てられた小さな社で、

疱瘡(天然痘)にご利益があるとされ、

多くの参拝者が訪れました。

疱瘡は。江戸時代、日本人の死因の

第一位を占めていた原因のひとつと云われるほど

流行を繰り返した恐ろしい病気でした。

修験者たちは疱瘡退散のため

一心不乱に祈ったのでしょう。

 

 

(現地案内板より)

岩屋神社境内社の大日社

大日社は粟島社ともいい、岩屋神社の境内社で

少彦名命、大日国尊を祀っています。

社殿上部の岩は疱瘡岩といいます。

明治以前は奈良時代の僧

行基菩薩(668~749年)の作という

大日如来像があり、疱瘡守護の霊仏であるとして

疱瘡が流行する時には大日如来像に

霊異があるという伝説が伝わっており、

福岡藩主黒田家など国中からの

祈願依頼が絶えなかったといいます。

ここも窟状となっており、

かつてはここでも修験道の山伏たちが、

瞑想、断食などの厳しい修行を

行っていたと思われます。

(解説終わり)

 

 

江戸時代の疱瘡は、さしずめ現代の

新型コロナの騒ぎだったのでしょう。

新型コロナが不安な方は、

ご利益のある大日社に参拝してください。

 

 

疱瘡(天然痘)は天然痘ウイルスによって起こる感染症で、

新型コロナウイルスと同様、飛沫や接触などで感染します。

日本への上陸は聖武天皇の御代、

遣唐使・遣新羅使から広まったと云われています。

今も昔も日本の災難は、中国大陸ですね。

そのときは西日本で大流行し、平城京では藤原四兄弟が死去、

人口の約30%が亡くなったとされます。

聖武天皇が東大寺の大仏を建立した理由の1つが、

「悪疾沈静・平癒祈願」でした。

 

時代が下って江戸時代も、疱瘡(天然痘)は13回流行しており、

文久2(1862)年には、約24万人が命を落としたと言います。

特に10歳未満の子どもの死亡率が高いのが特徴です。

 

 

人類の歴史はウイルスとの戦いの歴史です。

天然痘以外にも、狂犬病、エイズ

SARS、インフルエンザウイルス、ノロウイルス

麻疹(はしか)、風疹、水痘(水ぼうそう)など

枚挙にいとまはありません。

 

新垣結衣のようなおねーちゃんと

濃厚接触するようなことをしたいです。

 

ウイルスから守ってくれるのはワクチン、

私が全世界の女性から言われている愛称は、

ワクワクチンチンです。

 

 

アカデミー賞授与式でクリス・ロックの

侮辱的発言に怒り平手打ちしたウィル・スミスは、

ウイルスの一種ではありません。

 

ほう、そうですか?

 

大日社

 

 

 

 

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