大分県の慈恩の滝を訪れました。
万年山に源を発する山浦川にかかる
慈恩(じおん)の滝は、
上段20m、下段10mの2段の滝で、
水量が多く、飛沫が舞い上がっています。
滝の裏側を通ることのできる裏見の滝で、
遊歩道が通じています。
貞子が歩けば、恨みの滝ですね。
この滝には、「今から千数百年前、
大蛇が住んでおり、
まわりの田畑を荒らすので
農民たちは困っていました。
これを見た旅僧がお経を唱え、
大蛇の体に寄生していた虫を取ってやったら
田畑を荒らすことはなくなった。
大蛇は虫で体が痒くて
田畑で体をくねらせていたのである。」
という伝説が残っています。
現代ならば、ムヒがあるのに・・・
私はキンカン派ではなく、ムヒ派です。
この旅僧を祀った慈恩寺が建っていましたが、
戦国時代、キリシタン大名大友宗麟勢に
焼き討ちされて今はないとのことです。
慈恩(じおん)の滝の名は、
その慈恩寺に由来しています。
ところで、妻が結婚相手に私を選んだのは
「蓼食う虫も好き好き」だそうです。
てっきり私が
「飛んで火にいる夏の虫」
だと思っていたのですが・・・
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