久山町の伊野天照皇大神宮を参拝しました。
伊野天照皇大神宮（伊野神社）は、
九州の伊勢とも呼ばれ
社殿も伊勢神宮を模して造営されています。
御祭神は名の通り天照大御神です。
社殿によれば、室町時代、
都で大神の祭祀を司っていた
豊丹生佐渡守有時が座列争いの罪で
彦山に配流されたとき、
大神の御神体も彦山に移し、
その子、兵庫太夫は
御神体を伊野（猪野）に移し、
宮居を建てたのが始まりということです。
立花城主戸次道雪、名島城主小早川隆景、
筑前藩主黒田長政も崇敬し、
３代藩主黒田光之は、延宝5（1677）年、
別所に社殿を造営し、大神宮を遷移し、
造営に際して宮司豊丹生信重と
工匠工藤太夫清重を
伊勢神宮に派遣して、
本殿から鳥居に至るまで
伊勢神宮を模して造らせたそうです。
伊野天照皇大神宮は霊験が高く
わざわざ伊勢に出向かなくても
身近にお伊勢参りができます。
優等生だった私は
お伊勢参りしたことはありますが、
お礼参りをしたことはありません。
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