犬ヶ岳(標高1130.8m)の続きです。
犬ヶ岳と言う特定のピークはなく、
大日岳(標高1039m)から甕ノ尾(標高1130.8m)、
二ノ岳、一ノ岳(標高1124m)などの
主稜線上のピークの総称で
最高点は、甕ノ尾(カメノオ)です。
山頂からは、耶馬渓方面の展望を得ることができます。
案内板には次のように記されています。
「犬ヶ岳という名称は、山頂に鬼神の霊を祀ったことから、
その鬼神の霊を威奴・異奴(イヌ)と呼びました。
そして狗ヶ岳、犬ヶ岳とかわってきました。
シャクナゲの花は、神霊にささげた神の花とされています」
(現地解説板より)
犬ヶ岳の植生
犬ヶ岳では、下部の谷沿いを中心にスギ・ヒノキの
人工林が分布しています。
自然林としては、犬ヶ岳山頂を中心とする主稜線に
ブナ林が広がっています。
また、経読は林道上部の岩の多い谷筋には
シオジ林も残っています。
ブナ林の伐採後に生じる二次林として、
大竿峠から一ノ岳にかけてはミズナラ林、
恐ヶ渕コース沿いにはシデ林が残っています。
また、一ノ岳から野峠方面に下ると
モニなどの混じるアカガシ林が見られ
尾根筋の痩せ地にはアカマツ林が残るなど、
犬ヶ岳周辺では多様な植生を観察することができます。
犬ヶ岳の最高点はカメノオですが、
私のカメオも最高です(劣)










