大分県の筌の口温泉と云えば共同温泉が有名ですが、
山里の湯は筌の口共同温泉ほど鉄分が多くない代わりに
二酸化炭素を多く含む高濃度炭酸泉となっています。
九重連山周辺は、炭酸泉が多く存在する炭酸泉銀座で
この山里の湯も、その中のひとつです。
泉温は38℃~40℃で、加水加温のない掛け流しの温泉です。
泉質は含む二酸化炭素-ナトリウム・マグネシウム・カルシウム
-炭酸水素塩・硫酸塩温泉で、炭酸ガス濃度(遊離二酸化炭素含有量)が
1080~1400ppmもあり、
炭酸泉の割に湯温が高い特徴があります。
炭酸泉は、別名泡の湯、ラムネ湯とも云います。
代表的な効能は、血液の循環促進や冷え性の改善です。
炭酸ガスが皮膚にすばやく浸透し、血管を拡張させます。
なおオーナーはやまめ料理の飯田高原淡水魚観光を経営し、
かつてはすがもり小屋の主だったそうです。
さて泡と云えば、泡沫は「うたかた」、「ほうまつ」といい
消えやすい儚いものの例えにされます。
金正恩の企みも水泡に帰するようにしなければなりません。
濡れ手に粟ではなく、
水の泡にしなければいけませんね。
炭酸ガスの効果で、冷え切った夫婦仲も
暖かくなるのでしょうか?