八劔神社は福岡県水巻町立屋敷にあり、水巻庄の産土神であった。
尚武の神
として信仰を集めた。
日本武尊が熊襲征伐の途次にこの地で砧姫を娶られた。
その武尊の仮宮跡に社祠を築いたのが、八劔神社の起源という。
壇ノ浦の戦いで活躍した平家方武将山鹿秀遠ゆかりの社で、
社宝として山鹿秀遠奉納の木造狛犬と随神像がある。
日本武尊御手植えという大銀杏樹は、樹高２２.３ｍ、
幹周り９.７ｍ、樹齢１９００年で
福岡県で最大級の幹周りを誇る。
大銀杏樹の樹皮を煎じて飲めば母乳が出ると伝えられ、
「乳の神様」の霊樹であった。
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