前回の記事から1年半が経過しました。
もう忘れてましたw
結論から言うと忘れるぐらい回復しています。
だから、私が伝えたいのは、こんなにしっかり回復するパターンもあるんだってことを知ってもらいたい。
私は鬱で苦しんでいる時、こういう回復ブログを探して希望の光を求めていたのですが、なかなか出会わなくて辛かったんですよね。
2023年5月19日をもちまして、心療内科の受診は終了しました。
(過去記事は、テーマを「鬱」に絞ってもらうと閲覧できます。)
私の場合、仕事や家庭環境が原因だったりということは一切なく、身の回りの環境には恵まれてました。
自分の性格と、コロナ禍という異常な世の中が、悪い意味でぴったり重なってしまってホルモンバランスが激しく崩れてしまった、という感じかな。
だから自分の環境を変えたところで回復するわけでもなく、話を聞いてもらって回復するというタイプでもありませんでした。
心療内科の受診のときはサクッと現状だけ伝えて、処方してもらって帰る、という感じでした。
先生はいつも「どうですか?」から始まり「他に不安なこととかはないですか?」で終わります。
せっかくだから相談しておこうと、たまに「子供が熱出したりすると心配になってちょっとだけ気分が落ちるんです」なんて相談することもありました。
先生は「なるほど。。例えば普段からシミュレーションをして備えておくとか。熱が出たらこうする、こんな症状が出たら病院に連れていく、などシミュレーションができていると不安も減るかもしれませんよ」等のアドバイスをしてくれます。
私は納得したように返事をしますが、まぁそれぐらいは普段からやっているし、内心「そういうことじゃないんだよなー・・」ってのが本音でした。
これも今思えばホルモンバランスのせいなので、気持ちでどうにかできるもんじゃなかったですね。
家族の体調不良は、いまだに落ち込む感じ?(ただ単に心配する気持ちとは違う感情)はありますが、ホルモンバランスが崩れるほどではないと実感しています。
薬の経過をお話ししますと、前回の記事(2022年5月)の頃の薬は以下の4種類でした。
①(漢方)テイコク半夏厚朴湯エキス顆粒5g/朝夕
②(漢方)ツムラ抑肝散エキス顆粒2.5g/眠前
③トラゾドン塩酸塩錠25mg1錠/眠前
④ルネスタ/頓服
④ルネスタは眠れないな、と感じたときにたまーに飲むだけだったので、過去に1度か2度処方してもらっただけで、ずっと家にお守りとして置いてありました。
前回の記事の後、調子悪くなることはほぼなかったので、順調に③を中止し、次の2か月後受診ができました。
そうなると残すところは①②の漢方薬のみ。
先生は、(漢方薬2種類のうち)どっちから中止してみる?って私にゆだねるほど、どっちでもいいぐらい軽い薬です。
自分の判断で、まずは①を朝のみにして、その2か月後には朝の①もやめて②の眠前のみに。
それもたまに飲み忘れるぐらい依存なく過ごせたので、2023年5月19日の受診のときには、処方もしてもらわず中止することになりました。
次の受診の予約はしてもしなくてもどっちでもいいよ、とのことだったので、予約もせず、病院を後にしました。
それ以来、調子が落ちることはなく、薬も無事封印となりました。
そして、前回(2022年5月25日)の記事に書いた<仕事>のことですが。
この当時は減薬も順調で、私生活も順調だったけど、仕事だけは嫌で嫌で仕方なかったんです。
鬱になり始めはむしろ仕事の間だけは調子がいいと思えるくらいバリバリ(?)仕事してたのですが、この頃は仕事だけが憂鬱で。
もう一人妊娠すれば3年ぐらい仕事休めるかな、なんてよぎるぐらいw仕事だけが嫌だったんです。
でも、今思えばそれも鬱の影響だったみたいです。
今は発症前の頃と多分変わりないぐらい、仕事嫌じゃないです。
めっちゃ好きかと言われたら疑問が残るけど、明日の仕事の段取りを家でもシミュレーションするぐらいで、長期休暇になると早く仕事行って溜まってるのを片づけたいな、と思うぐらいです。
もちろん休みは休みで嬉しいですけどね。
あれしてこれして・・ってやりたいことが沢山!
鬱の頃にはこんな日が戻ってくるなんて想像できませんでした。
何をしても楽しくなかった。
何をしたいとも思わなかった。
テレビもファッションも楽しむこともできなかった。
それが今はテレビもおもしろいし、みんなのブログ読むのも楽しいし、ネットショッピングも楽しい!
スポーツ(ママさんバレー)も楽しいし、何なら家計簿つけてるのすら楽しい。
パン作りもいろいろ挑戦したいし、お菓子作りもしたい。
そうそう、私ってもともとこんな人間だったわ。
基本ポジティブ人間。
ポジティブをネガティブに変えてしまう。
鬱っておそろしいですね。
でも、薬が合えばきっと良くなると思います。
もし今も鬱と戦ってる方がこれを読んでいたとしたら、希望を持って、試行錯誤してみて下さい。
自分が合うと思った方法が、きっと最善の道です。
ちなみに…
担当医を変えるのって難しいと思います。
何も言わずに病院を変えるのは、今までの経過とか色々あるので良くないと思うし、かと言って今の先生に「先生を変えたい」というのは、本人に不満だと言っているようなもんなので言い出せないと思います。
私の場合、いつもの担当医(B先生)が出ていない日に不調になり、別の先生(C先生)を受診し、そのまま次回もその先生の曜日を予約した、という流れで担当医を変えました。
これなら自然に変えられるんじゃないでしょうか。
私はB先生の「漢方薬と軽い薬のみ」の治療法に最初は助けられたのですが、だんだんとそれが仇となり、長期化してしまいました。
そんな時、臨時に受けたD先生の「抗うつ薬」と、その後のC先生の「頓服薬も出します」の治療法により、回復することができました。
その時その時で自分が楽になれる治療法があるんだと思います。
1人の先生が指示する方法が全て正しいとも限らないんじゃないでしょうか。
自分自身が疑問に思った時は別の道を探ってみてもいいと思います。